高気密高断熱高耐震かつハイブランド ミサワホーム

ミサワホームと言えば蔵のイメージが強いと思います。

出所:https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/kura/

私の知り合いの工務店も蔵のある家を建売販売しておりましたが、蔵が決め手で購入される方も多いくらいに人気のオプションになっております。

出所:https://www.misawa.co.jp/homelounge/library/homeclub/special/post-641.php

ミサワホームは総合力の高いハウスメーカーですが、一番の特徴はなんといっても、蔵を中二階に設けた縦に広がる空間でしょう。

写真のとおり、単純な1、2階の構造ではなく、高さにずれを生じさせることにより、スキップフロアや蔵、小屋裏空間などの開放的な高さの違う空間をいくつも作り出すことができます。1つの家という箱の中で、好きなように空間を演出できるって素敵ですよね。

このような縦に広がる空間は構造上、従来の在来軸組構造の木造だと強度や耐震性の問題で難しいのですが、ミサワホームは接着剤を用いた木質パネル接着工法で建築するので、強度が高く、問題なくこのような自由な間取りにできます。

出所:https://www.misawa.co.jp/kodate/technology/mokusitu/safety/kouho/

写真の建物状況からも面でしっかり固められているのが分かり、素人目で見ても、強度がかなり高そうなことが分かります。

しかも面同士を強力な接着剤や釘で接合し、一切離れないようにしています。ミサワホームは解体業者泣かせと言われます。この強力な接着剤が本当に取れないんです。私もリフォーム現場に立ち会ったことがありますが、大工さんが、一か所分解するのに15分かかっていました。本音で、同じ価格でミサワホームのリフォームは引き受けたくないと言っていました。実際の話ですが、ミサワホームと聞くだけでリフォームを敬遠する業者もいます。これは良い意味で強固すぎてリフォームが困難ということです。

実験結果からも横から(水平から)の力がかかっても、ミサワホームの床が最も変形しなかったということです。

構造的に強いという特性もありますが、MGEOという装置を導入していることでさらに強い耐震性能を保っています。

このMGEOという装置の働きは素晴らしいです。地震などで家が揺れると、この装置が動くことで、揺れのエネルギーを受け止めます。そして受け止めたエネルギーが高減衰ゴムに伝わり、このゴムが揺れのエネルギーを熱に変えて放出するので、揺れを抑えることができる仕組みです。画像で分かるように揺れの後でゴム部分が熱くなっています。

これだけしっかりしているので、耐震性能も高く、隙間なく施工されるので気密性能も高いです。さらに断熱材も独自の施工で壁に埋め込むため、高性能を長く維持できます。

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写真のとおり家を構成する木質パネル内にすっぽり断熱材が埋め込まれており、隙間ができないので、高断熱を半永久的に維持できます。

ローコスト住宅などは、壁に貼り付けるだけなので、年数が経つと

出所:https://www.yandykensa.com/blog/11012

このようにカビが生え、ずれ落ちていきます。これでは、断熱性能も維持できないですし、カビが浮遊するため衛生的にも良くないですね。

ミサワホームで築20年近くの家の壁を解体したことがありますが、グラスウールのずれは一切なく、劣化もしていなかったです。

世間では、新築時の断熱性能の数字ばかりに目が行きがちですが、新築時の性能を維持できるかが何よりも重要です。ミサワホームは、劣化が少ないハウスメーカーで有名で、大手ハウスメーカーの中でも築年数の割に綺麗な家が多い印象です。

良くある話ですが、地元工務店などで断熱性能や気密性能などにこだわり、新築時に断熱材を厚くしたり、隙間なく施工したりするのですが、在来軸組工法で施工精度が悪いと、断熱材のずれが生じ、気密性も断熱性も保てなくなります。どちらの性能も一時的に満たせばよいものではなく、50~100年と長期で性能を保てることが何よりも重要です。

窓については、一般的なアルミ樹脂複合サッシのアルゴンガス入り、LOWE複層ガラスですが、少し性能が物足りないということでしたらオプションで樹脂サッシのアルゴンガス入りLOWE3層ガラスに変更可能です。

さらに壁や天井や床の断熱材は、

  • 壁: 高性能グラスウール24k 75mm
  • 床: 高性能グラスウール24k 75mm
  • 屋根: 高性能グラスウール14K 255mm

となっており、壁の厚みが少し弱いことが気がかりですが、後に説明する付加断熱オプションを使えば超高性能な住宅になります。

特に他社との違いは、小屋裏に断熱材を敷くだけでなく、屋根面に遮熱材もつけることで、夏の暑さをかなり軽減することができます。

また、樹脂サッシのトリプルガラスにすることで窓も最高水準の断熱性能にすることができます。

出所:https://www.misawa.co.jp/kodate/technology/mokusitu/amenity/dannetu2/


Low-Eという金属膜がガラス内にあると、太陽熱を反射するので、室内に熱を入れないようにできます。金属膜の向きによって遮熱か断熱かタイプを選べるようになっていますが、夏の日差しを遮ることを優先する場合は遮熱タイプ、冬の日差しを最大限に取り入れることを重視する場合は断熱タイプがお勧めです。また、Low-Eがあることで、室内の熱を反射し外に逃がさない効果や外の熱を反射して室内に入れないようにできるので、正直断熱、遮熱効果は相当高いです。

付加断熱に対応しているハウスメーカーは少ないです。特にミサワホームの場合、既に木質パネルで家がすっぽり囲まれているため、そのパネル上にさらにフェノールフォームという高性能断熱材を張り付けていくことになるので効率よく高断熱化できます。

Ua値0.20は、一条工務店も上回る勢いの断熱性能ですので、まさに業界最高水準です。

付加断熱工法にすることで、壁の断熱を完璧にすることができます。壁は家の表面積の中で最も多くの割合を占めておりますので、予算が許す限り付加断熱はおすすめです。

出所:https://www.misawa.co.jp/mj-wood/technology/amenity/dannetu/

ミサワホームでは主にグラスウールという断熱材を使用しておりますが、断熱材それ自体に熱を保つ性質があるわけではなく、最終的には、ため込む空気が多ければ多いほど断熱性能が高いということになります。

最後にミサワホームの最大のメリットの1つであるデザインについて説明します。

出所:https://www.misawa.co.jp/design/award/good-design/all.html

ミサワホームは住宅業界で唯一34年連続でグッドデザイン賞を受賞している会社です。

出所:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000071302.html

百聞は一見に如かずと言いますが、やはり他社にないデザインですね。

最後は完全に私の持論になりますが、大手ハウスメーカーで、断熱性能、気密性能、耐震性能が高く、間取りの自由度があり、住宅デザインにも優れているハウスメーカーは他にないと思えるくらいにミサワホームは唯一無二の会社だと思います。

住宅

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