2025年5月12日現在の住宅ローン金利最新情報

住宅ローン金利は金利市場や金融政策の影響を受けて常に変動しています。2025年5月12日現在、各種金利の最新情報をお伝えします。これから住宅ローンを検討される方に向けて、金利タイプごとの特徴やメリット・デメリットも合わせてご紹介します。


1. 変動金利(2025年5月12日現在)

変動金利は、金融機関が設定する基準金利が市場金利に連動して変動するタイプです。通常、金利は年に2回見直されます。現在、主要銀行の変動金利は以下の通りです。

【変動金利】金利(年率)と備考

金融機関名金利(年率)備考
横浜銀行0.300%最低金利
auじぶん銀行0.344%
三菱UFJ銀行0.345%
みずほ銀行0.375%
りそな銀行0.390%
埼玉りそな銀行0.390%

変動金利は他の金利タイプに比べて低い傾向にあり、現在横浜銀行が0.300%で最低金利を提供しています。特に楽天銀行は0.012%の金利引き下げを行い、横浜銀行が金利最安値となっています。


2. 固定金利(10年固定、2025年5月12日現在)

10年固定金利は、最初の10年間は金利が固定され、その後は変動金利や再度の固定金利に変更されることがあります。長期的な返済計画を立てる上で安定感を重視する方に向いています。

【10年固定金利】金利(年率)と備考

金融機関名金利(年率)備考
SBI新生銀行1.480%最低金利
PayPay銀行1.495%
イオン銀行1.540%
auじぶん銀行1.550%
十六銀行1.550%
住信SBIネット銀行1.585%

10年固定金利は、前月比で上昇しており、特にネット銀行では金利の上昇幅が大きくなっています。SBI新生銀行が1.480%で最安金利を提供しており、こちらも注目です。


3. フラット35(2025年5月12日現在)

フラット35は、35年間金利が固定されるため、長期的な返済を希望する方に非常に有利です。全期間固定のため、返済額が毎月一定で、金利の上昇リスクを回避できます。

【フラット35】金利(年率)と備考

金融機関名金利(年率)備考
住信SBIネット銀行1.870%最低金利
ARUHI1.810%
みずほ銀行2.170%
三井住友信託銀行1.940%
SBIマネープラザ1.940%
楽天銀行1.940%
イオン銀行1.940%
SBI新生銀行1.970%
auじぶん銀行2.705%
ソニー銀行2.826%
PayPay銀行2.430%
三井住友銀行2.910%
三菱UFJ銀行2.230%

フラット35の金利は、前月から0.05%〜0.17%引き上げがあり、全体的に上昇傾向にあります。住信SBIネット銀行が最安値の1.870%を提供しています。


4. 金利上昇の背景と今後の見通し

日本銀行は2024年7月に政策金利を0.25%に引き上げ、2025年1月には0.5%に再度引き上げました。これにより、住宅ローン金利は上昇傾向にあります。特に、ネット銀行では2024年10月から金利が上昇し、2025年2月末には1.378%に達しました。

日本銀行の政策金利は年内に1%程度まで引き上げる可能性もあり、この影響で住宅ローン金利もさらに上昇することが予測されています。


5. 住宅ローン選びのポイント

住宅ローンを選ぶ際には、金利タイプと自身のライフプランをしっかりと照らし合わせることが重要です。以下のポイントを参考に、自分に最適なローンを選びましょう。

  • 変動金利: 短期的な金利上昇リスクを抑えたい方に適しています。現在の金利が低い状況を活用したい方に向いていますが、長期的には金利上昇のリスクもあります。
  • 固定金利(10年): 10年間の安定した返済を希望する方におすすめです。金利上昇を見越して、安定した返済計画を立てることができます。
  • フラット35: 長期的な返済を考える方や、団体信用生命保険(団信)への加入を希望する方に向いています。特に35年間の固定金利を活用したい方に最適です。

6. 地方銀行と中国銀行の金利

地方銀行の住宅ローン金利についても確認しておきましょう。

【地方銀行の変動金利】最安金利

金融機関名金利(年率)
横浜銀行0.300%
南都銀行0.625%
静岡銀行0.650%
愛媛銀行0.650%
筑波銀行0.750%
千葉銀行0.750%
福岡銀行0.875%
京都銀行0.925%
北陸銀行1.125%

【中国銀行の金利】(2025年5月12日現在)

  • 変動金利型(クイック住宅ローン)
    • 最大引下げ後金利: 年0.675%
    • (3年固定)最大引下げ後金利: 年1.100%
    • (10年固定)最大引下げ後金利: 年1.300%
  • 長期固定金利型(全期間固定金利)
    • 手数料定率タイプ: 年1.200%
    • 手数料定額タイプ: 年1.425%

7. まとめ

2025年5月12日現在、住宅ローン金利は全体的に上昇傾向にありますが、金融機関によっては低金利を提供しているところもあります。金利タイプごとに選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがありますので、自身のライフプランや返済能力に応じて最適なローンを選ぶことが大切です。金利の変動や今後の金融政策の影響を考慮し、慎重に選択しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA