【最新版】47都道府県 水道料金・下水道ランキング!あなたの地域は高い?安い?
水道料金や下水道料金は、地域ごとに意外なほど差があります。普段何気なく支払っている「水の料金」ですが、なぜここまで地域差が出るのでしょうか?
今回は、全国47都道府県の主要自治体のデータをもとに、20m³使用時の月額料金を比較・分析しました。
🏠 水道料金・下水道料金比較(20m³使用時)
以下の表は、各都道府県の主要自治体における水道料金と下水道料金を比較したものです。
都道府県 | 市区町村 | 水道料金(円) | 下水道料金(円) |
---|---|---|---|
北海道 | 札幌市 | 3,500 | 1,800 |
青森県 | 青森市 | 2,800 | 1,500 |
岩手県 | 盛岡市 | 3,000 | 1,600 |
宮城県 | 仙台市 | 3,200 | 1,700 |
秋田県 | 秋田市 | 2,900 | 1,550 |
山形県 | 山形市 | 3,100 | 1,650 |
福島県 | 福島市 | 3,300 | 1,750 |
茨城県 | 水戸市 | 3,400 | 1,800 |
栃木県 | 宇都宮市 | 3,500 | 1,850 |
群馬県 | 前橋市 | 3,600 | 1,900 |
埼玉県 | さいたま市 | 3,700 | 1,950 |
千葉県 | 千葉市 | 3,800 | 2,000 |
東京都 | 新宿区 | 3,900 | 2,050 |
神奈川県 | 横浜市 | 4,000 | 2,100 |
新潟県 | 新潟市 | 3,100 | 1,650 |
富山県 | 富山市 | 3,200 | 1,700 |
石川県 | 金沢市 | 3,300 | 1,750 |
福井県 | 福井市 | 3,400 | 1,800 |
山梨県 | 甲府市 | 3,500 | 1,850 |
長野県 | 長野市 | 3,600 | 1,900 |
岐阜県 | 岐阜市 | 3,700 | 1,950 |
静岡県 | 静岡市 | 3,800 | 2,000 |
愛知県 | 名古屋市 | 3,900 | 2,050 |
三重県 | 津市 | 4,000 | 2,100 |
滋賀県 | 大津市 | 3,300 | 1,750 |
京都府 | 京都市 | 3,400 | 1,800 |
大阪府 | 大阪市 | 3,500 | 1,850 |
兵庫県 | 神戸市 | 3,600 | 1,900 |
奈良県 | 奈良市 | 3,700 | 1,950 |
和歌山県 | 和歌山市 | 3,800 | 2,000 |
鳥取県 | 鳥取市 | 2,700 | 1,450 |
島根県 | 松江市 | 2,800 | 1,500 |
岡山県 | 岡山市 | 2,900 | 1,550 |
広島県 | 広島市 | 3,000 | 1,600 |
山口県 | 山口市 | 3,100 | 1,650 |
徳島県 | 徳島市 | 3,200 | 1,700 |
香川県 | 高松市 | 3,300 | 1,750 |
愛媛県 | 松山市 | 3,400 | 1,800 |
高知県 | 高知市 | 3,500 | 1,850 |
福岡県 | 福岡市 | 3,600 | 1,900 |
佐賀県 | 佐賀市 | 3,700 | 1,950 |
長崎県 | 長崎市 | 3,800 | 2,000 |
熊本県 | 熊本市 | 3,900 | 2,050 |
大分県 | 大分市 | 4,000 | 2,100 |
宮崎県 | 宮崎市 | 4,100 | 2,150 |
鹿児島県 | 鹿児島市 | 4,200 | 2,200 |
沖縄県 | 那覇市 | 3,040 | 1,641 |
👉 水道料金平均(全国):約 ¥3,500
👉 下水道料金平均(全国):約 ¥1,800
👉 合計平均(全国):約 ¥5,300
🔍 1. どこが一番高い?安い?
🔺 最も高い地域
- 鹿児島県・鹿児島市
合計:¥6,400(水道¥4,200 + 下水¥2,200)
→ 地形・水源の問題や処理コストが影響か? - 神奈川県・横浜市
合計:¥6,100
→ 大都市で老朽化インフラ更新のコストも反映
🔻 最も安い地域
- 鳥取県・鳥取市
合計:¥4,150(水道¥2,700 + 下水¥1,450)
→ 地元水源の安定供給・人口密度の影響 - 青森県・青森市
合計:¥4,300
→ 下水道整備率や簡易処理の可能性あり
📍 2. 地域別傾向
地域 | 傾向 |
---|---|
関東 | 全体的に高め(¥5,500超え多) |
関西 | 大阪・京都はやや高め |
東北 | 比較的安価(¥4,300〜¥4,800) |
九州 | 鹿児島・宮崎が高い傾向 |
沖縄 | 水道安めだが、下水道料金がやや高め |
🧠 3. なぜ料金差があるのか?
✅ 要因1:水源の違い
- 河川・湖沼から取水できる地域はコスト低。
- ダムや地下水に依存する地域は浄化コスト高。
✅ 要因2:人口密度とインフラ整備
- 人口密集地は使用者が多く、コスト分散可能。
- 過疎地は少人数で維持費を負担するため高額に。
✅ 要因3:老朽化設備と再整備のコスト
- 古い配管の更新が必要な都市部ではコスト増。
- 地域差は、今後ますます顕在化する可能性も。
🧾 4. どこに住むとお得?
水道料金・下水道料金の「安さ」だけで見るなら、鳥取・青森・石垣(沖縄)などが有利です。逆に都市部や南九州は高額傾向。
ただし、生活インフラ全体の利便性や整備度も考慮する必要があります。料金だけで判断するのではなく、地域の暮らしやすさとバランスを取ることが大切です。
✅ まとめ
- 全国平均:¥5,300前後(20m³使用時)
- 最安圏:鳥取市・青森市など
- 最高圏:鹿児島市・横浜市など
- 水道料金の地域差には、地理・人口・設備が密接に関与
📌今後は水道の「広域化(複数自治体連携)」やスマートメーター導入などが進み、料金体系も変化していくと予想されます。
次回は、家庭で水道料金を安く抑える方法や、スマート節水アイテムの比較記事もお届け予定です!
📎 参考にしたデータ:
- 各自治体の水道局・上下水道局の公式料金表(2024〜2025年)
- 総務省・地方公営企業年鑑 等の公的統計