私が日本株で失敗した理由

世間一般的には、投資初心者はS&P500やオルカンのような指数に連動するインデックス投資を買うべきという風潮があります。

そんな中で私が日本株を選んだことには理由があります。

単純に

・インデックスは全般的に上昇が続いており、高値だと思い暴落を恐れた

・外国の個別株は為替リスクも怖く、よく知らない企業が多いので投資が不安

・日本株から良く知っている企業も多く、企業分析もしやすい

・個別株なら暴落などで割安になっている株を選んで購入することができ、儲けを大きくできそう

・個別株なら配当金だけでなく、株主優待ももらえるからお得感がある。さらに高配当株投資にすれ  ば、インデックスと違い、臨時収入が期待できる

このような安直な理由で日本株投資を始めました。

私の投資手法は始めた当初から現在までほとんど変わっておらず、

「投資対象は一般的に大手企業と言われ、高配当もしくは人気の株主優待を持っている企業で、何らかの理由で、暴落している銘柄に投資をして、長期的に値上げしたら売る」

これだけです。

購入後、浮き沈みはありますが、例え含み益になっても配当金で少しずつ取り戻すことができますし、株主優待をもらって満足したり、株主優待を売却して、資金にしたりすることができるので精神的に楽な投資です。

但し、この投資手法にも弱点が2点あります。

・過去の例を見ても、現在が割安な水準にあると判断して、購入した後上場最安値を更新しながら暴落する銘柄もある。長期的に戻らなければ大損になる。

・株主優待目当てだと、100株以上が基本になるので、値嵩株を100株単位で購入すると1銘柄に資金が数十万円振り分けられることになり分散投資ができず、万が一購入後下がれば、売るに売れず、身動きが取れなくなる。

私は当初、この2つの罠にはまって、個別株で結構な含み損を抱えていました。

上場来安値と聞くと、一般的には、その企業が衰退しており、今後も下落が続く可能性があるので購入を控えようと思うのですが、私は逆張り思考なので、今まで高値の株が安く買えてラッキーと思い、飛びついてしまう性格です。例えば、高値で8000円あった株が現在2000円になっていたら、そしてそれが過去にないくらい安値であれば、誰よりも安く買えるという変な安心感で買ってしまっていたわけです。結果的に、その後反転して利益が出るケースももちろんありますが、下落トレンドの株ってその後も長期で下落していくリスクの方が高いです。2000円が安いと思い、飛びついたら、その後1000円近くまで下落して、数年以上1000円代で動かないこともあります。それでも長期で待てば、8000円になるかもしれないですが、その間ずっとストレスを感じながら待たないといけないですし、場合にとっては倒産して0円になるかもしれません。

逆に株価が上昇していて、過去最高値を更新している株は割高感がありますが、それだけ業績が良く、今後も成長する可能性が高い株です。確率的には長期的に下落するより上昇する可能性の方が高いでしょう。確かに過去1000円だった株が現在3000円になっていれば、なんとなく割高で買うと損する気分になりますが、購入後5000円になれば、過去の株価は関係ないのです。過去と比べて株価が割安かどうかではなく、過去の株価は関係なく、現在の業績や今後の成長等を加味した時に、現在の株価が割安なのかどうかで判断すべきです。

さらに厄介なのは、株主優待目当てや配当金目当てで株を買うことです。例えば某遊園地を運営している会社が、株主優待として1万円近くする入園チケットを100株保有者へ優待で配っているとすれば、かなりの魅力でほしくなるはずです。例えばこの会社の株が1株3000円ならば、100株購入に30万円必要になります。チケットが正味9000円だとしても、年間の利回りは3%程度になりますし、株価が90円下がればチケット代は吹き飛びます。つまりチケット目当てで株を買うのは本末転倒ですし、高配当株ならば、利回り5%近い株も多数ありますので、そこまでうま味がないことが分かります。しかしながら、株主優待って無料で物がもらえて魅力って思ってしまうので、中々やめられないですよね。

私も複数優待目当てで購入した株がありますが、下落トレンドで、含み損がかなりあります。

結局、私の最大の敗因は、下落トレンド中の株を100株単位という大型資金で買って、その後含み損になった株は塩漬けにして、その後上昇した株はもっと上がるかもというスケベ心で粘って持ち続け、上昇後下落に転じ、結局含み損になって、多くの銘柄が含み損になってしまったことです。

しかしながら考えを変え、株は大きく儲けるのではなく、損失を最小限にして、小さく手堅く儲けるべきだという方針のもと、購入単位を100単位から1単位にして、暴落した大手の株を毎日1株ずつ購入して購入時期を分散して、その後上昇に転じたら1株ずつ売っていく方法をとるようにしてから金額は小さいですが、徐々に利益を出すことができました。

例えば、100日に分けて800円から600円に下落した株を購入すれば、平均取得単価は700円で100株所有することになります。その後上昇に転じ700円を超えたところから100日かけて売り始め900円になったところで売り抜ければ、平均売却単価800円で100株売ったことになるので、トータル10000円の利益になります。

この話をすると、結構な方が600円で100株買って、900円の時に売れば30000円の利益になると言いますが、これは現実的にほぼ不可能です。

人は下がり続ける株は、もっと下がると予想して、買うタイミングをずっと見計らいますが、ある日突然反転して底値の600円から700円などに上昇することがあるからです。では、その上昇したタイミングで買えばいいのでは?と思いますが、その時は、また下がるかもと期待して買えないのです。結果800円などに上がってしまい、振り返ると下がっていた時期い分散してでも買っておいた方が結局良かったことに気づくのです。

売る時も同様に、900円になると、人はもっと上がりそうと思い、売るのを躊躇します。そして、待っている間に暴落が来て700円などになります。

良くあるのが、安い時に買おうと企んで、安値を逃して800円で買い、高い時に売ろうと企んで900円になった時にもっと上がると思い売り時を逃して、結局700円で売って10000円の損失になるケースです。

安値、高値のタイミングを当てるのはほぼ不可能です。なので私は、株主優待などの変な誘惑に負けず、安値・高値を狙って利益最大化を狙うのもやめて、少しでも安く仕入れ、高く売ることを目的に1株ずつ地道に売り買いをして、少しずつ利益を増やしていく形をとるようになってから利益が出るようになりました。

皆さんに是非参考にしてみてください。

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