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【2026年8月版】国債って実はかなり魅力的?定期預金しかしていない人に知ってほしい「個人向け国債」と「新窓販国債」の違い

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「株は値下がりするから怖い」

「投資信託も元本割れするのが嫌だ」

「でも、銀行の普通預金や定期預金だけでは、なかなかお金が増えない……」

そんな人に、ぜひ知っておいてほしい金融商品があります。

それが国債です。

国債というと、「投資だから怖そう」「債券って難しそう」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、国債には、株式や投資信託とはかなり違った特徴があります。

特に、

  • 元本割れをできるだけ避けたい
  • 預金より少しでも高い利回りを狙いたい
  • 株価の上下に一喜一憂したくない
  • でも現金だけで持っておくのももったいない

という人にとって、国債は検討する価値のある選択肢です。

そして国債には、大きく分けて「個人向け国債」と「新窓販国債」があります。

この2つは同じ「国債」でも、使い勝手や途中で換金するときの仕組みがかなり違います。

この記事では、2026年8月現在の最新情報をもとに、できるだけ分かりやすく解説します。


そもそも国債とは?

国債とは、簡単にいうと国にお金を貸す代わりに、利息を受け取る商品です。

国が「お金を借ります。その代わり、決められた利息を支払い、期限が来たら元本を返します」という形で発行するのが国債です。

株式の場合は、企業の業績や市場の需給によって株価が大きく変動します。

投資信託も、組み入れている株式や債券などの価格によって基準価額が変動します。

一方、国債は基本的に、

「国にお金を貸して、決められた利息を受け取る」

という仕組みです。

もちろん「国だから絶対安全」と言い切ることはできません。

しかし、日本国債は日本政府が発行する債券であり、株式とはリスクの性質が大きく異なります。


2026年8月、国債の金利はどれくらい?

ここは非常に重要です。

2026年8月現在、個人向け国債では次の条件で募集されています。

商品金利タイプ年率(税引前)
個人向け国債 変動10年変動金利1.87%
個人向け国債 固定5年固定金利2.06%
個人向け国債 固定3年固定金利1.71%

個人向け国債は、最低金利が年0.05%に設定されています。

しかも、個人向け国債は1万円から購入可能です。

「国債って何百万円も必要なんじゃないの?」

と思っていた人には、意外かもしれません。

1万円から購入できます。


さらに金利が高い「新窓販国債」もある

ここで登場するのが新窓販国債です。

2026年8月現在、新窓販国債の募集条件は以下のようになっています。

商品表面利率募集価格
新窓販国債10年2.70%額面100円につき99円32銭
新窓販国債5年2.20%額面100円につき100円45銭
新窓販国債2年1.50%額面100円につき100円10銭

10年債については、表面利率が年2.70%、応募者利回りは年2.788%となっています。

ここだけを見ると、

「個人向け国債より新窓販国債のほうが金利が高いじゃん!」

と思いますよね。

実際、現在の条件だけを見ると、新窓販国債の10年債や5年債はかなり魅力的に見えます。

しかし……

ここで絶対に知っておかなければならない違いがあります。


個人向け国債と新窓販国債は何が違う?

一番大きな違いは、

途中で換金するときの仕組みです。

個人向け国債の場合、発行から1年経過すれば、原則としていつでも国に買い取ってもらう形で中途換金できます。

しかも、換金時の価格が市場価格によって大きく変動する仕組みではありません。

中途換金時には、直前2回分の各利子相当額が差し引かれます。

つまり、

「1年は使わないけど、その後は必要になったら換金できるお金」

を置いておく商品として、かなり使いやすいわけです。


一方、新窓販国債は途中で売るときに注意

新窓販国債は、満期まで持てば額面100円につき100円で償還されます。

ところが、満期前に現金化したい場合は、個人向け国債のように国が買い取ってくれる「中途換金制度」がありません。

金融機関を通じて市場で売却することになります。

そして、そのときの市場価格によって、

売却益が出ることもあれば、売却損が出ることもあります。

つまり、場合によっては元本割れする可能性があります。

ここは非常に重要です。


なぜ同じ国債なのに元本割れするの?

これを理解するには、債券価格と金利の関係を知る必要があります。

例えば、あなたが年2.7%の国債を持っていたとします。

その後、市場金利が大きく上昇して、同じような期間の国債が年3%で買えるようになったとしましょう。

すると、

「わざわざ年2.7%の国債を買うより、年3%の国債を買いたい」

という人が増えます。

そのため、あなたが持っている年2.7%の国債を途中で売ろうとすると、価格を下げないと買ってもらいにくくなります。

これが、

金利上昇 → 債券価格下落

という関係です。

逆に市場金利が低下すれば、以前発行された高い利率の国債の価値が上がり、価格が上昇することもあります。

だから、新窓販国債は途中売却するときに価格変動リスクがあるのです。


「じゃあ新窓販国債は危険なの?」

ここは誤解してはいけません。

満期まで保有することを前提にするなら、途中の市場価格変動をそれほど気にする必要はありません。

2026年8月募集の新窓販国債10年の場合、額面100円につき99円32銭で募集され、償還時には100円が支払われます。

つまり、途中で売却せず、満期まで保有するのであれば、

「途中で価格が下がった!」

と慌てる必要はありません。

ただし、満期まで資金を使わないことが重要です。

「数年後に住宅購入で使うかもしれない」

「子どもの進学費用になるかもしれない」

「急な出費があるかもしれない」

というお金を、すべて新窓販国債に入れてしまうのはおすすめできません。


では、どっちを選べばいい?

非常にシンプルに考えてみましょう。

「安全性と使いやすさ」を重視するなら個人向け国債

個人向け国債は、

  • 1万円から購入可能
  • 元本部分の価格が市場金利によって変動しない
  • 年0.05%の最低金利がある
  • 発行後1年経過すれば中途換金可能
  • 中途換金時も国による買取
  • 株のような価格変動を基本的に気にしなくていい

という特徴があります。

特におすすめしやすいのが、

変動10年

です。

変動10年は半年ごとに適用利率が変わる仕組みになっています。

そのため、今後金利が上昇していけば、利率が上がる可能性があります。

一方で、金利が下がった場合には利率も下がります。

ただし最低金利は年0.05%です。


「10年も待てない」と思った人へ

ここもポイントです。

「変動10年」と聞くと、

「10年間絶対にお金を引き出せないの?」

と思うかもしれません。

しかし、そうではありません。

個人向け国債は発行から1年経過すれば、中途換金できます。

つまり、

満期10年=10年間お金を拘束される

という意味ではありません。

ただし、発行後1年間は原則として中途換金できません。

そのため、購入するなら「少なくとも1年間は使わないお金」にしておくことが大切です。


株式や投資信託と何が違う?

ここで、投資初心者の人が気になる比較をしてみましょう。

商品元本割れ値動き期待できるリターン主な特徴
普通預金原則なしほぼなし低いすぐ使える
定期預金原則なしほぼなし低~中預金保険制度の対象
個人向け国債元本割れしにくい仕組み基本なし1年後から中途換金可能
新窓販国債途中売却ではあり得るあり市場価格で売買
投資信託ありあり高めを狙える分散投資しやすい
株式あり大きい高いリターンも狙える値動きが大きい

もちろん、投資信託や株式のほうが長期的には高いリターンを期待できる場合があります。

しかし、その代わりに価格が大きく下落する可能性もあります。

例えば100万円を投資して、20%下落すれば80万円です。

これに耐えられない人もいるでしょう。

そんな人に、

「とにかく株を買いましょう!」

と言っても、精神的に続きません。

投資は、続けられることが非常に重要です。


「元本割れが怖い」は悪いことではない

投資の世界では、

「株を買わないなんて損している」

「現金を持っているだけではダメ」

という話をよく聞きます。

しかし、私は必ずしもそうは思いません。

大切なのは、

自分がどこまでのリスクを取れるか

です。

1000万円を持っている人が、

「100万円くらいなら株式投資で値下がりしても大丈夫」

と思うなら、100万円を株式に回すのもいいでしょう。

一方、

「100万円でも10万円減るのは絶対に嫌だ」

という人なら、無理して株式投資をする必要はありません。

その人にとっては、

安全性を重視した資産運用

のほうが合っている可能性があります。


ただし「国債=絶対安全」ではない

ここは非常に重要なので、もう一度書きます。

国債だからといって、すべての商品が「途中で売っても絶対に元本割れしない」というわけではありません。

特に新窓販国債は、市場価格で売却するため、売却時に損失が出る可能性があります。財務省も明確に「売却損、売却益が発生する」と説明しています。

だから、

「国債なら何でも同じ」

と考えてはいけません。

ここが個人向け国債と新窓販国債を比較する最大のポイントです。


では、どんな人に個人向け国債がおすすめ?

個人向け国債が向いているのは、例えばこんな人です。

① 定期預金が中心の人

「株は怖いけど、銀行預金だけでは物足りない」

という人。

まさに個人向け国債を検討しやすいタイプです。

② 元本割れを極力避けたい人

値動きのある金融商品が苦手なら、個人向け国債は選択肢になります。

③ しばらく使わないまとまったお金がある人

生活防衛資金とは別に、

「当面使う予定がない500万円」

などがあるなら、その一部を国債で運用する方法があります。

④ 株価を毎日チェックしたくない人

株式のように、

「今日10万円下がった!」

「明日は戻るかな?」

と毎日値動きを気にしたくない人にも向いています。


新窓販国債が向いている人は?

新窓販国債は、

満期まで保有できる余裕があり、債券価格の仕組みも理解したうえで、より高い利回りを狙いたい人

に向いています。

特に現在の10年債は表面利率2.70%と高い水準です。

ただし、満期前に売却すると市場価格次第で元本割れする可能性があります。

そのため、

「10年後まで使わないお金」

と考えて購入するほうが分かりやすいでしょう。


国債にいくら入れるべき?

これは人によって違います。

個人的には、

「全部国債」も「全部株」も極端

だと思います。

例えば、

  • 生活費・緊急資金 → 預金
  • 数年以内に使う予定のお金 → 預金など
  • 当面使わない安全資産 → 個人向け国債
  • 長期的に増やしたいお金 → 株式・投資信託

というように、目的ごとに分ける考え方があります。

資産運用では、

「どの商品が一番儲かるか」

だけではなく、

「このお金は何のためのお金なのか」

を考えることが重要です。


「定期預金」と「個人向け国債」はどっちがいい?

これは一概に決められません。

定期預金には、

銀行預金として管理しやすい

という大きなメリットがあります。

また、預金保険制度の対象となる預金については、一定の範囲で預金者が保護されます。

一方、個人向け国債は、国が発行する債券で、1万円から購入でき、発行後1年経過後は中途換金できるという特徴があります。

だから、

「定期預金か国債か、どちらか一方に全部入れる」

と考える必要はありません。

両方を使い分ければいいのです。


2026年は国債を検討する価値がある?

私は、少なくとも「国債なんて金利が低すぎるから考える必要がない」時代ではなくなっていると思います。

2026年8月現在、個人向け国債の金利は、

  • 変動10年:1.87%
  • 固定5年:2.06%
  • 固定3年:1.71%

となっています。

さらに新窓販国債では10年債の表面利率が2.70%です。

もちろん、今後金利が変化すれば、発行条件も変わります。

だからこそ、

「国債は昔の低金利商品」

というイメージだけで判断するのはもったいないでしょう。


まとめ:株が怖い人は、国債という選択肢を知っておこう

資産運用というと、

「株」

「投資信託」

ばかりが注目されがちです。

しかし、お金を守ることも資産運用の重要な仕事です。

特に、

「元本割れが怖い。でも普通預金だけではもったいない」

という人は、一度国債を調べてみる価値があります。

そして、国債を検討するときに覚えておきたいのが、この2つです。

個人向け国債

安全性・使いやすさを重視する人向け。

1万円から購入でき、発行後1年経過後は中途換金できます。変動10年、固定5年、固定3年の3種類があります。

新窓販国債

満期まで保有することを前提に、より高い利回りを狙いたい人向け。

ただし、途中で売却する場合は市場価格での売却となり、元本割れする可能性があります。


最後に

資産運用は、

「一番儲かる商品を探すゲーム」ではありません。

自分が取れるリスクに合わせて、

「増やすお金」

「守るお金」

「すぐ使えるお金」

を分けていくことが大切です。

株式や投資信託で大きなリターンを狙うのも一つ。

定期預金で安全性を重視するのも一つ。

そして、その中間にある選択肢として、

国債を知っておく。

これも立派な資産運用です。

「株は怖いから投資をしない」

ではなく、

「株以外にもこういう選択肢があるんだ」

と知っておくだけでも、資産運用の幅は大きく広がります。

※本記事は国債の仕組みを紹介することを目的としたもので、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。金利・募集期間・発行条件などは変更される場合があります。実際に購入する際は、最新の募集条件を財務省や取扱金融機関で確認してください。

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