中古住宅がおすすめできない理由3選

私は元来、中古住宅推しですが、今回はそんな私でも中古住宅においておすすめできない理由3選をお伝えします。

逆に、この3点の問題がない中古住宅を新築に比べ安く購入することができれば、大変お得な買い物ができることになります。

では早速見ていきましょう

断熱性能が低い

実は、目に見えない断熱性能が一番の問題です。最近は築古の中古を業者がリフォームして新品のような見た目にして再販する例が非常に多いですが、ほぼ100%、断熱性能は一切リフォームされていないです。もし断熱リフォームをしようと思うと、スケルトン化と言って、骨組みまで解体する必要があり、ほぼフルリフォームとなるため、新築並みかそれ以上のリフォーム代がかかり、再販しても利益が出ないです。

実際、住宅を探すほとんどの方が断熱に関する知識を持っているわけではないので、新築に比べ、安く、見た目も新築並みに綺麗という理由でリフォーム済の中古住宅を購入する例は多いです。

住み始めてから、冬は凍るように寒く、夏はサウナのように暑い室内を経験し、冷暖房もフル稼働して、やっと改善するか否かの状況で、電気代もかかり、快適性の悪い住宅に住むことになり後悔している例は本当に多いです。

大多数の中古住宅は、新築と比べ圧倒的に断熱性能が低い点を理解しましょう。

設備が古い、もしくは耐用年数を超えている

多くの設備の耐用年数は10~15年です。例えば、築15年の中古住宅を購入したとすると、ほとんどの設備が耐用年数を超えている、もしくは耐用年数終了間近の可能性が高いです。まだまだ使える設備ばかりと思い購入したが、購入後に次々と設備が壊れ、交換費用が莫大になることはよくあります。

私の知り合いの例で言うと、築14年の中古住宅を新築と比べ、1000万円程度安く買えたと大喜びしていました。しかしながら購入後1年の間に、エコキュートが壊れ、IHクッキングヒーターが壊れ、レンジフードが壊れ、さらにリビングと寝室のエアコンが壊れ、1Fのトイレが壊れ、最後は食洗器が壊れ、概算の修理費用が以下のとおりかかったと聞きました。

エコキュート:50万円

IHクッキングヒーター:20万円

レンジフード:25万円

リビングエアコン:30万円

寝室エアコン:10万円

1Fトイレ:30万円

食洗器:25万円

合計はなんと200万円です。

別にこれらを変えたところで、家の設備がすべて新しくなるわけではなく、その他キッチンの天板や扉、お風呂などもどんどん劣化して、近い将来交換するものが次々に出てきます。中古住宅は安く買えるからお得という意見をよく聞きますが、設備が古く、劣化する分だけ価値が下がるのは当然なのです。

さらに壁紙や床などの交換時期もいずれくることになりますが、100~200万円程度はかかることが予想されます。

例え壊れなくても古い設備は使い勝手が悪かったり、見た目が良くなかったり、省エネ性能等が悪く光熱費が高くついたりとデメリットが多いのです。

テレビなどの家電で見れば分かると思いますが、10年前の10万円のテレビより今の3万円のテレビの方が性能高いことなんてざらですよね。家の設備も全く同じことが言え、10年前に30万円のエアコンより、今の20万円のエアコンの方が高性能だったりするわけです。

屋根・外壁を含めメンテナンスに高額費用がかかる

中古住宅で見落としてはいけない点がメンテ費用です。家は建てたその瞬間から劣化が始まります。特に外壁と屋根は、雨風と日光に常に晒されているため、どんな状況であっても劣化が進みます。少なくとも築20年までには一度塗装などのリフォームが必要になります。

例え最低限塗装するにしてもおおよそ150万円程度はかかるのが相場です。さらに年数が経つにつれて、玄関ドアの交換や、白蟻の防蟻など、次々にメンテが必要になってきます。

例えば新築なら購入後20年間何もかからないメンテ費用が、築15年の中古なら5年後にかかってくるわけです。当然ですが、購入時に近い将来のメンテ費用も確保しておかなければ家がだめになってしまいます。

また、厄介なのが、将来的なメンテ費用は住宅ローンに組み込めないことです。

番外編

新築と比べた中古の思わぬデメリットして税金優遇や補助金が受けられないことがあります。

新築なら住宅ローン控除が13年受けられるところ、中古は最大10年で受けられない可能性があることや購入時に100万円の補助金が出ることなど新築ではよくあるが、中古では基本受けられないことが挙げられます。

さらに固定資産税の減免などの優遇も新築ではあります。

このような優遇により200~300万円の差が出ることも珍しくありません。

終わりに

見てもらったとおり、中古では、新築と比べお金がかかったり、快適性で我慢することが多いです。

1つ1つは200万円程度のことでも、併せると700~800万円の違いになることもあります。そんなに違いが出るなら、最初から1000万円高くても新築を買って、快適な生活を手にすればよかったと後悔する声をよく聞きます。

はっきり言いますが、中古住宅購入は難易度が高いです。うまくすればよい物件に巡り合えますが、ほとんどの方が失敗しているのが実情です。

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