築浅の中古住宅なら、今の新築ローコストと断熱性能に大きな違いはないのですが、窓に関しては急速に進歩しています。多分近い将来樹脂窓が標準になるでしょう。
裏を返せば、築浅中古の窓さえ改善すれば、今の新築以上の断熱性能になるということです。
分かりやすく数字で表すと、築10年の中古の窓の断熱性能を1とすれば、今の新築の窓の性能は1.5となります。おおよそ1.5倍の断熱性能を持っているわけです。但し、築10年の家の窓にLowE樹脂ペアの内窓を設置すれば、築浅中古の窓性能は、新築窓の1.6倍程度まで向上します。
細かい計算を省いて話をすれば、全窓に内窓を設置することと、全部の壁の断熱材を2倍にすることは断熱性能の向上に関しては同じくらいの効果になるんです。いいですか、家中の壁に2倍の断熱材を充填しようと思えば、壁をすべて壊す必要があります。ほぼフルリノベですよ。予算も300~500万円かかります。しかし内窓なら、家じゅうつけても、うまく補助金使えば50万円くらいでできちゃいます。いかに内窓のコスパがいいか分かるでしょうか。中古住宅に住んでいる方はすぐに内窓を検討ください。1日でも早く設置すれば、その分電気代を節約できます。
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