寒い冬に冷たい床でお悩みの方、床の傷でお悩みの方へ!無垢床リフォームで快適になります!

1-4-7. フローリング関係

中古住宅を買った時に、1階の床が塩ビフローリングでした。

塩化ビニルの床で、簡単に言えば、1000円くらいで売っている

3段ボックスの素材と同じ合板の上に本物の木に似せたプリント

シールを貼っているだけです。

実は、現在の新築の多くがこの床を採用しています。

どれだけ質が悪いかお分かりいただけるでしょうか。

もちろんメリットがあるから多く採用されています。

最大のメリットは、価格の安さです。

他のメリットはほぼないです。

高耐久とかメンテナンスフリーとかいいますが、どっちも嘘です。

但し、価格の安さも諸費費用が安いだけで、買い替えの周期が早くなるので

長い目で見たら高くつきます。

なのでローコストの建売が好んで使います。

新築時は見た目もいいし、安いからです。彼らは、住む側の長期の費用など考えていません。

すべて見た目が良くて安ければ良いと考えています。

床も壁も外壁も屋根も建具も水回りも窓もすべてほぼ最低グレードの商品を使っています。

10年後、20年後に劣化がひどくつらい思いをするはずです。

具体的な例を挙げましょう。

大体1階が50平米だとすると、

20万円とかで施工できます。

そして凡そ20年くらいすれば、ボロボロになり買い替えをしたくなります。

そうなると貼替になりますが、既存の床を剥がす費用と既存の床の処分費が

追加でかかりますので、貼替は30万円かかるとします。

合計50万円します。

もし新築時にひのきの無垢床にすれば40万円くらいで済みます。

そしてひのきの場合、しっかり手入れすれば何十年も変わらず使えます。

正直100年でもいけます。この時点で長い目で見れば安いですよね。

新築時に床で悩んでいる方は絶対に無垢床にしましょう。

無垢床の中でも私はひのきを勧めます。

理由は、すぎなどに比べ価格は高いが高耐久なため、比較的傷がつきにくく、オークなどの広葉樹に比べると、柔らかいため冬暖かいです。また結構見落としがちなポイントですが、

小さい子供がいる家庭だと転倒時に安全です。

床が固いと幼児が転倒した時に頭を打ち、最悪命を落とす危険があります。

ひのきは柔らかいので、その点で安心です。

また耐久性が高いので、痛みも少なく、長持ちします。

価格もすぎやパインに比べると高いですが、オークなどの広葉樹全般より安いです。

ちなみに塩ビ床が高耐久・メンテナンスフリーといいますが、これはある一定の条件の場合のみです。例えば、キャスター付の椅子で床の上を動いていると、ひのきだとくっきり跡がついてしまいます。しかし、塩ビの場合は、強度の高いシールの上なので傷が残りません。

ひのきにしょうゆをこぼすとしみになりますが、塩ビの場合シールは水分を吸収しないのではじきます。傷もつかないし、しみにもならないので最強のように思います。

しかし、これは、ちょっとした刺激や短時間の水分の放置のみの場合です。

例えばスマホを落として角が床に当たれば、えぐれるような傷がつきます。これは表面のシールが破れているので二度と修復できません。補修用のクレヨンで塗るしかないです。

また、水分も長時間放置すると、シールが水を吸い取り、ふやけてボコボコしてきます。

そうなると二度と修復できません。

私の家では、まさにこの2つのトラブルを抱えていて、買って10年くらいの中古でしたが、床が汚く、修復もできないのですごくストレスでした。

思い切って、40万円はらって、ひのき床の上張りをしました。

リフォームする方に絶対お勧めですが、ひのき床の上張りを検討してください。

床が新品になりますし、冬は暖かく、傷や水シミもすぐに補修できます。

例えば、スマホをおとして傷がついても、加熱したアイロンと床の間に布を敷いてアイロンすれば、傷が治ります。これは、水分と暖められた木の膨張により傷が修復するからです。

今建売で買った家や住んでいる家の床が塩ビ床の場合、例え綺麗な状態でもひのき床の上張りをすることを強く勧めます。

上張りのメリットは以下の2つです。

1.貼替より大幅に安い

2.既存の床の上に新たな床を敷くので、冬暖かい。

今の新築では床の下に断熱材を充填するのが常識ですが、フローリング自体も断熱材に近い働きをします。フローリングを重ねる分だけ、冬場に床下の冷気が伝わるのを防ぎます。

またひのき床自体が非常に断熱性能が高いので、冬場歩くときに暖かいです。

本当に体験してみないと分からないですが、歩くのが気持ちいいです。柔らかく、暖かく、さらさらしています。

塩ビ床は冷たく、固く、ツルツルしており、足裏に汗をかくとペトペトします。あのペトペト感は最悪です。また塩ビ床はすぐに床が汚れます。ひのき床は表面に自然オイルを塗ると、汚れをはじくので、ほんとうに床が汚れません。2年くらい使っていますが、汚れはつかないです。細かい傷はつきますが、多くは補修できますし、自然の木なので多少傷がついても、それ自体が味になります。

塩ビ床は、傷がつくと本当に見苦しくなり、気になってしょうがないです。

結論:塩ビ床は初期費用が安いだけで、長期で見ると高くつき、踏み心地も最悪で、手入れもできないので、ただただ劣化していく。ひのき床は、初期費用は高いが、長期で見ると安くつき、踏み心地最高で、安全で冬は暖かい。傷んでもセルフメンテ可能。

答えは自明です。塩ビ床を導入している方は、今すぐヒノキ床の上張りをしてください。

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