百聞は一見にしかず！
今回は、我が家の据え置き型の食洗機を実際に使用した動画を公開しております。
皆さんが新築時に検討されるビルトイン型の食洗機（キッチンの引き出しに収納するタイプ）は耳にタコができるくらいメリット・デメリットがネット内で見つかりますが、据え置き型の情報って本当に少ないんですよ。
食器洗いは毎日のことなので、一生続くことなので、一番重要なのは、使い勝手が良いかと維持費が安いかに尽きます。
新築購入時やリフォーム時は気分が上がり、日々のことを忘れて、見た目のオシャレさや多機能な性能面などに気を囚われますが、要は、手間なく綺麗に安く洗うことができればそれが一番いいのです。
食器洗いに拘りは不要です。非常にシンプルな家電ですので、そんなに必要な機能が追加されることもないですし、冷蔵庫やエアコンのように省エネ化が進むものでもないので、１０年前の商品と新製品で、省エネ性能も大差なく、性能面でも大きな変化はないです。
場所を取ること、見た目のデザイン面で劣ること、大型の据え置き型はないことが最大のデメリットですが、それ以外はビルトイン型と比べメリットしかないです。
最初にデメリットをまとめておきましょう！
天板の一部がスペースとして取られるので、作業スペースが狭くなります。また、ビルトインだとスッポリ収納されるのですっきりしますが、据え置き型が存在感がすごいです。さらにビルトインだとミーレなどの海外製の大型の食洗機がありますが、据え置き型は大型はないです。正直、ほとんどの方が国内産を使うので、大型希望者は稀だと思いますが。
据え置き型のメリットですが、使いやすい点と維持費が安い点です。
以下の動画でも紹介していますが、本当に食器を入れやすいです。目線と同じ高さに食器を並べるだけで良いので、足腰への負担もないです。
私の家は、左側に設置していますが、水で流した食器をただ左にスライドして、棚に置いていくだけなので簡単で楽です。
これがビルトインの引き出し型だと、上から下に入れていくので、入れにくいし、少しかがんで入れるので腰に負担が来ます。
また、上から下に置いていくので、テトリスのように入れにくいですし、上手に隙間に入れていかないと思ったよりも量が入りません。
これが据え置き型だと、正面から目線の高さで奥まで見渡せるので、まるでフロントオープンの冷蔵庫に置いていくだけなのですべて楽です。
イメージで言えば、据え置き型は、冷蔵庫の一番大きなスペースでフロントオープン部分へ物を入れる作業で、ビルトイン型は、下の冷凍スペースへの収納です。毎日庫内を上手に満タンに収納するのにどちらが楽かと考えれば、答えは見えてくると思います。
次に予算ですが、ビルトイン型は本体価格も高いですし、工事費も高いです。
初期費用が２０万円位で、１０年毎に２０万円追加で払うイメージです。５０年で１００万円かかりますね。
これが据え置き型だと、本体が７万円程度で、工事費込で１０万円くらいです。これが１０年毎にかかると考えて５０年で５０万円になります。
今時は良質の商品を中古で手に入れる方法もあります。
中古になるとよりビルトイン型は不利になります。
想像してみてください。ビルトインを導入するのは、ほとんどが持家の方です。つまり、引っ越しする可能性が非常に低く、引っ越す時にわざわざ取り外すことも現実的ではないですよね。よって中古自体が非常に少なく、あっても状態に比べ高くて割が悪いです。しかも万が一にも良い中古を見つけても、折角５万円以上の工事費を払って数年で壊れたら、工事費が高頻度でかかり割が悪すぎます。
逆に、据え置き型は、使用者の多くが賃貸の方で、数年で引っ越すことになり、買って２～３年の食洗機を売り出す例が非常に多いです。
引っ越し先が新築購入で、ビルトインが既にあるとか、遠方への引っ越しで荷物になるからとか、引っ越し先で食洗機を設置するｽﾍﾟｰｽがないとか、いろんな理由で数年で売り出す人が非常に多いので、中古が出回って、価格が下がっています。
例えば、安ければ５年落ちが１万円で手に入ります。うまく個人で地元電気屋に交渉すれば、工事費１万円程度で初期設置ができ、初期費用が２万円になります。その後、５年落ちの中古の耐用年数が５年と考え、５年後にまた１万円の中古に買い替えたとすると、次は工事費がかかりません。
据え置き型は、ただ、初期で設置した水道管の分岐部分に買い替えた食洗機のホースを付け替えるだけなので、工事費はかかりません。
５０年で、１１万円で済みます。
費用面は８９万円の差になります。
たかだか１つの家電の選択の違いで８９万円も差がつくのは驚きだと思います。
ほとんどの方がビルトイン推しのこのご時世に据え置き型を選ぶことでお得で便利な生活ができることは間違いないです。
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