【実話】中古住宅購入時の費用(総額と内訳)

皆さんが非常に興味がある話題だと思います。今回は赤裸々に公開いたします。私は購入に至るまで1年程度は物件を探しており、その際にかなり勉強を積んで、購入後も勉強を続けており、中古住宅の探し方から性能を含めた住宅の確認方法、購入時の注意点や購入後のリフォーム、そして住み始めてからの維持管理やかかる費用などを日課で勉強しており、本サイトでも余すことなく情報をお伝えしております。

今回は、実際に私が住居用に購入した中古物件について紹介します。私の場合は、かなり珍しいケースで借家を購入しました。

始め、私は賃貸と購入両方の目線で物件を探しており、家族も多いこともあり一軒家を探しておりました。賃貸でも売家でも気になる物件は100件近く内見し、その都度、物件の勉強をしておりました。正攻法ではなく、多くの不動産会社には迷惑をかけましたが、本当に様々な物件に巡り合い、相場観や物件のメリット・デメリットを肌に触れて学ぶことができました。やはり書籍や動画では分からないことが現場では色々と分かるものです。慣れてくると、入った瞬間の匂いで、物件の良し悪しが分かったり、外観を見るだけで、住んでいた方の生活スタイルまで見えてきます。

探している中で、賃貸で相場より安いのに、築年数が新しく、未使用に近いくらいに綺麗な物件を見つけたので内見し、即決めました。

そして住んで半年ほどで、大家さんに購入の依頼をし、賃貸の時にお世話になった不動産会社に仲介をお願いし購入しました。

建物のスペックや購入総額は以下のとおりです。

スペック:築12年、大手ハウスメーカー施工、耐震等級3、35坪程度、Ua値0.6程度

購入総額:2000万円

購入金額内訳:中古住宅価格→1890万円

       仲介手数料→約65万円

       登記費用→約20万円

       火災保険10年・地震保険5年→約20万円

       銀行ローン関係初期費用→5万円

 中古住宅の良いところは、販売価格に建物・土地だけでなく、外構工事を始めとした上下水道やガ ス、テレビアンテナなどのライフラインもすべて含まれており、室内のカーテンなどのインテリア、場合によっては、ある程度新しいダイニングテーブルやソファ、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどの家電もすべてついてくる可能性があります。 

 普通に新築ですと、注文住宅の場合、土地代や外構などはすべて別料金ですし、例え建売でもカーテンを始めとした室内で使うものはすべて購入が必要です。エアコンや冷蔵庫、ダイニングテーブルなどは特に高額で併せて50~100万円は必要になりますし、建売などはカーテンや照明器具がすべて別だったりするので、中古は、それだけで50万円位の価値を無料で手に入れることができます。

 私の家の場合は、照明やカーテンはすべて付いており、エアコンも最上級グレードと標準のものが合計2台ついておりました。これだけでも50~100万円の価値を無料で手に入れました。

 しかも、私の家と同等グレードの家を同時期に新築で購入するとしたら、3500万円程度という話も聞き、わずか12年で半額近くまで安く買えたので、非常にお買い得だと思いました。ここ10年程度で住宅性能は大きく向上していないにも関わらず、低金利が続いていること、資材や人件費の値上げの影響で、10年で数百万円は値上げをして、ここ数年のコロナ禍では、500万円ちかく値上げをしております。つまり、10年前と全く同じ家を新築しようとしても今は場合によっては800万円近く高くなっているわけです。中古で売り出す人は、ローンの残債などをもとに価格を決める例が多いですので、10年前に安く購入した人は中古も比較的安く売りだします。最近は中古の相場も上がってきていますが、まだまだ新築と比べると割安です。

是非中古住宅をご検討ください。

       

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