甲状腺の異常を自宅で治す方法

3-5. 医学的な知識

甲状腺異常でお悩みの皆様へ是非お伝えしたい情報があります。
甲状腺トラブルは本当に多くの女性が抱えていますが、かなり専門性が高く、一般に情報が出回っておりません。
この記事では、甲状腺機能回復方法を3つ紹介します。

サプリで回復

結論から言うと、セレンと亜鉛を補充しましょう。甲状腺のトラブルの根本的原因は、甲状腺ホルモンの生成異常です。甲状腺は、体の様々な機能をサポートするホルモンを作っていて、ストレスに対応したり、温度調節に対応したり、免疫にも関与しています。このホルモンの生成が少なすぎるとやる気が出なくなり鬱になったり、疲れやすい体になります。逆に多すぎると、ほてったり、やたらにやる気がみなぎり、夜眠れなくなります。バイタリティに溢れ、一見良いように思えますが、極度の疲れたまり、体が休む暇がないので、体を酷使し命を削る行為です。疲れているのに、コーヒーや栄養剤を注入して、なんとか元気を保っている状態に似ています。このホルモンの生成には、脳の視床下部が関与しており、脳が命令を下し、その命令を甲状腺が受け取り、甲状腺ホルモンを生成します。この生成にはセレンと亜鉛を必要としており、これらが不足するとうまく甲状腺ホルモンを作れなくなります。この状態が続くと、脳は、甲状腺ホルモンが足りていないと思い、もっと作るように甲状腺に命令します。慢性的にセレンと亜鉛が足りていないと、ずっと甲状腺は作るように命令を受けるが、作れないので、空回りして疲弊してしまいます。こうなると厄介で、再度セレンと亜鉛を与えても甲状腺が疲れているので、適量が作れなくなります。しかし、諦める必要はないです。それでも継続してセレンと亜鉛を与えれば、甲状腺は、ゆっくりですが、回復し、正常な量のホルモンを作れるようになってくるはずです。
人体には絶対の正解はないですが、少なくともセレンと亜鉛が不足していると機能回復は絶対できないので、甲状腺で悩んでいる方は是非一度お試しください。

どちらもお値段は少し高いですが、病院での治療費に比べれば安価ですし、ネットで安く売られているものは成分に心配があるのでお勧めできません。まずは、上記の2つの商品をお試しください。個別のご質問にもお答えしますので、コメントか問い合わせフォームからご連絡ください。

頭蓋仙骨療法で回復

信じられないかもしれませんが、私は線種様甲状腺腫という病気で、5センチほどの腫瘍があるのですが、以下の本に従って、頭蓋仙骨療法を自宅で行ったところなんと腫瘍が小さくなったんです。病院の先生も驚いており、現在の医学では説明できないようです。 線種様甲状腺腫 が小さくなることはないようで、大きくなるか、そのままかのどちらかのようです。
私と同じく手術で切ると、跡が残るし、手術は避けたいという方も多いと思います。

食事で改善

You are what you eat.
あなたはあなたの食べたものでできています。
有名な格言ですね。食事は最も重要なことであり、あなたの病気やトラブルの結構な割合が食事に起因しています。
甲状腺トラブルを抱えている方も多いと思います。すぐに実践できる方法は以下で紹介しています。

長期的な治療法として、食事による改善方法をお伝えします。
甲状腺はとても繊細な臓器で、ストレスや疲れにも敏感に反応します。
トラブルが起きるまでは、名前しか知らなかった臓器でも、病気になり、その存在を知ると、体にとってとても重要な臓器だと分かります。今からでも遅くありません。健康になりたいのなら、この機会に食生活を徹底的に直しましょう。
まず甲状腺に良いとされる食品は、
マッシュルーム、海鮮、卵、ニンニクなどです。
逆に避けるべき食品は多数あります。
(避けるべき食品)
・大豆

・亜麻仁油(アマニ油)

・サツマイモ・タケノコ

・イチゴ、ナシ、モモ

・キャベツ、メキャベツ、ハクサイ、カリフラワー、ブロッコリー、カブ、チンゲン菜、ルッコラ、

 ダイコン、

・ワサビ、クレソン

・ホウレンソウ、ミズナ、ノザワナ、コマツナ、チンゲンサイ

・ピーナッツ

また、これは他の病気にもすべて当てはまりますが、小麦もなるべく避けてください。完全除去は難しいと思いますので、小麦が主原料のパンや麺類や粉ものは避けるのが良いでしょう。

さて、甲状腺に良いものを積極的に食べて、避けるべき食品を食べなければ、回復するかは定かではありません。正直私が、食品で特に意識していることは、大豆とキャベツなどのアブラナ科の野菜の摂取方法です。
見てもらえれば分かると思いますが、避けるべき食品はすべて一般的には健康食品であり、他の病気の予防の観点からは積極的に摂るべき食品です。ここで朗報ですが、今回避けるべき食品はすべて

ゴイトロゲンと呼ばれる物質が含まれている食品なので、ゴイトロゲンが除去できればいいのです。幸いにも、大豆のゴイトロゲンは発酵すればなくなるようです。またキャベツなどは加熱するとなくなるようです。
つまり大豆ならば納豆を食べれば良いし、キャベツやブロッコリーは茹でればよいのです。
その他の避けるべき食品についても目安として覚えておくだけで、積極的に避ける必要はないです。但し選べるなら、似たような食材に切り替えましょう。
例えば亜麻仁油の代わりにエゴマ油にしたりなしの代わりにりんごにしたりなどです。
食事療法は最低でも半年は継続する必要があり、かなり地道な作業になりますので、完璧を目指すのではなく無理なく続けられる範囲で頑張ってください。

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