某大手中古車買い取り専門業者でミライースの購入を相談し、比較的状態の良い車という条件でお勧めをご提案いただきました。見積をもらった中古車の情報は以下のとおりです。
年式:2018年
距離:3万3000キロ
支払総額:99万円
その他条件:2年車検付。整備費込み。後ろバンパーに割れがあり、55000円の修理費込。タイヤ の溝4ミリのため、寿命はあと1年程度。購入時のオプションほぼなし。ナビなし。マニュアルエアコン。購入後の保証なし。4駆。
最初この条件を聞いたとき、かなり驚きました。あまりの条件の悪さに。まずは、同車種、同グレードの新車の見積がこちらです。
なんと両者の差額は62910円です。
6年落ちですよ。距離3万キロ以上ですよ。しかも新車は、値引きが入っていないので、頑張って6万円値引きいただければトントンです。というより6万円なら全然狙える値引き額です。
新車なら保証もあるし、タイヤなどの消耗品もすべて新品。車検も3年ついています。何よりリセールバリューが違います。
6年落ちに5年間乗れば、もう11年の車なので、査定額は10万円以下になるでしょう。しかしならば新車ならば5年落ちなので、うまくやれば50万円位の査定が出る可能性も高いです。
いかに軽自動車は新車がお得なのかが良く分かります。
もっと驚きなのが、新車で最も安いグレードを選択すると、
なんと約88万円で購入できてしまいます。もともとが安いので値引きは期待できませんが、3万円値引きいただいたとすれば、85万円で購入できてしまうのです。
正直安すぎですね。
というより見積の中古車が高すぎです。簡単に他の中古車相場を見てしましょう。すべて最安値を検索します。
まずは3年落ち
続いて5年落ち
続いて7年落ち
最後は10年落ち
最安値を条件にしておりますが、修復歴なし、距離数があまり多くないものを条件にしております。
結論、新車が安いのではなく、いただいた見積が高すぎるようです。
市場の中古車相場を見ると、5年落ちが46万円程度で買えます。見積の半額以下です。
中古車を年式別にならべてみると綺麗に、年数に応じて相場が下がっていっているのが分かります。
距離数や価格などを考えたら、3年落ちや5年落ちを購入するのがお得かもしれません。やはり車は年数が経過するとトラブルが多発し、10年経過後から、足回りやエンジン回りのトラブル、部品交換などが増えていき、お金がかかります。
理想は新車で買って10年以上乗りつぶすか、乗る予定の年数がもっと短ければ、3~7年落ちの中古を買って、乗りつぶすのも良いです。
10年落ちは、購入時点ですでに寿命が近いので、数年程度で廃車になっても良いくらいの短期で乗るならありだと思います。
一般人には馴染みがない方法かもしれませんがリセール狙いで敢えて新車を買うのも1つの選択肢かもしれません。
というのもミライースは、車両価格も安く燃費が良いので、結構需要があるんです。企業の営業車としても人気ですし、生活の足としても重宝されます。つまり中古車市場で探している人が結構多いんですね。軽自動車の人気車種は中古で探している方が多いので、新車で大切に乗って、数年後に高値で売却も1つの手段です。
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