【保存版】中古住宅完全購入ガイド ④お得にリフォームする方法

中古住宅ではリフォームが基本です。リフォームには大きく分けて機能向上リフォームと見栄え向上リフォームがあります。

最近流行りのリフォーム済み中古住宅は、ほぼすべてが見栄え向上リフォームに重きを置いています。

見栄え向上リフォームは絶対にしないでください。

良くあるのが、まだまだ使えるのに床を貼り替えたり、傷んでいないのに、クロスを好きなデザインに貼り替えたり、他の人が使ったのが嫌だという理由で水回りをすべて交換したりというのが典型例です。

これらの3点セットは業者のリフォームでも良く行われます。200~300万円かけて家じゅうが新築のように綺麗になります。業者もコスパがいいのでよく勧めるリフォームです。しかし傷んだり壊れたりしていない限りこれらは不要です。すべてクリーニングでかなり綺麗になります。床は表面が傷んでいるなら、クッションフロアを上から敷けば新品のようになります。

中古住宅に住んでいる人の後悔ランキングがありますが、床や壁の傷が気になるや水回りが古いなどはほとんどありません。住み始めたら気にならないものです。現に前住んでいた人も気にならないからこそ直してないですからね。

正直ほとんどの家庭が新築購入後、一度もクロスも床も交換してないですね。慣れれば気にならないです。新品に拘るのは購入時だけということです。

しかし、入居後ずっと後悔するベスト3は、「夏暑い、冬寒い、窓が結露する」です。実はこの3つの一番大きな原因は窓の性能の低さであり、窓を高性能にすれば、かなり改善します。

提案としては、家じゅうすべての窓に最高性能の内窓を設置します。費用は100万円以内で

できます。

そして、次に床と天井の断熱材の補強をします。充填できるだけ充填します。安ければ50万円でできます。

最後は一番難易度が高いですが、壁の断熱補強です。築年数が新しければ既に壁の中に断熱材が入っていると思いますが、薄いと思います。全ての内壁を壊さないといけないので、100万円以上かかると思います。皆さんはできるだけ高性能な家を購入していると思いますので、この際壁はそのままでも良いです。

安く補強するなら、長い時間過ごすリビングと寝室の壁にだけネオマボードという後付けの断熱材を張り付ける工事だけを検討してみてください。

これらの工事を予算200万円で行えば、家は見違えるくらいに快適になります。

夏は冷房入れれば涼しくなりますし、冬もエアコンだけで十分暖かくなります。

内窓のおかげで結露もほとんどしません。

これらの断熱補強の工事は業者によって全く価格が異なります。

5社位相談するのが良いです。

断熱補強は、快適性と電気代に直結するので最も大切です。

これらの補強で年間電気代が5万円位安くなることもありますので、

40年暮らせば元が取れます。さらに40年ずっと快適なので絶対お得です。

断熱リフォームには国や県などの補助金が多数あります。工事費の3分の1が戻ってくるものもあります。200万円が140万円程度になれば、28年でもとが取れます。

数々の中古物件やリフォーム事例を見てきたことから、金銭面の相談も含めて総合的に

相談に乗れることが多々あると思います。簡単なことならコメント欄でお問合せください。

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