【日本株投資】長期投資で儲ける方法!個別株投資が最強!

王道は積立NISAで日経平均やS&Pなどの指数に連動する投資信託をコツコツと購入して積み立てる方法です。この方法については山のように出てきますし、リスクも低く、比較的素人でも実行しやすい投資手法です。但し、これだけですと、資産形成をするうえで、少し物足りないですし、積極的にお金を稼ぎたい人には個別株投資がお勧めです。外国の個別株は、為替リスクも高く、馴染みのない企業が多いため、企業のことを知ることが難しく、言語が違うことで情報が不足する例も多いので難易度が高いです。外国株へは、積立NISAでインデックス投資、日本株へは一般NISAを使って個別投資がお勧めです。1人で積立NISAと一般NISAの併用はできないですが、夫婦ならば、互いに分担してできます。1人でされる場合は、どちらに重きを置くかで決めましょう。まとまったお金があり短期(数年)で一気に株を買っていきたい場合は一般NISAが良いです。5年間、毎年120万円で合計600万円投資できます。積立NISAの場合は毎年40万円で、20年間で800万円です。今手持ち資金がほとんどなく、コツコツ積立したい方は積立NISAを選ぶと良いです。そしてボーナスなど余剰金をコツコツ日本株へ個別投資しましょう。
さて、日本株への個別投資のメリットですが、大きくは以下の3つです。1.信託手数料がかからない。2.割高な株への投資を避けられる。3.株主優待や配当金をフルでもらえる。
1つずつ解説します。

1.信託手数料がかからない。

 もし日本株の多くを網羅した投資信託を購入した場合、毎年その投資信託を運用している会社へ信託手数料を支払う必要があります。日本株の場合は、手数料が高く、安くても0.2%くらい取られます。

 大したことないように思えますが、もし500万円投資していたら毎年1万円取られます。これは、手数料なので、利益が出なくて赤字でも容赦なく取られます。多くの人にとって、定期預金の金利より高いです。

10年で10万円かかりますし、投資額が増えれば増えるほど高くなります。1000万円になれば、毎年2万円になります。

 投資額が増えれば増えるほど手数料も多く取られてしまいます。しかも投資額が増えるほど分散投資ができるので、個別株で同じようなことができるようになります。

 極端な話、多くの投資信託は日経225の株式に連動させているので、同じ株式225を自身で揃えれば、同じような運用を手数料なしでできます。今は1株から買えるのでやりやすいです。

2.割高な株への投資を避けられる。

 投資信託には、多くの会社の株がお弁当の詰め合わせのように少しずつ入っており、それを購入するので、中には割高な株も含まれています。

 今日が最高値の株式も含めて買うことになる可能性があります。

 例えば、大手の株式で株価が乱高下している例が多々あります。1年前は500円だったのに、今日は800円になっていて、一昨年は700円だったから、今後下がるトレンドが期待されている銘柄などもあります。待てば安く買える可能性が高いのに、一緒に買わなければならないため、割高株への投資を避けられません。

 しかし、個別株投資にすれば、割高な銘柄を避けて、割安な銘柄からちょこちょこ買っていけます。待てば下がることが多いので下がったタイミングで買っていけば、優良銘柄を安くそろえることができます。

 もちろん逆にもっと上がったり、買った時よりさらに下がる可能性もありますが、投資信託で時期を選べず買うよりは損する確率が下がります。3.株主優待や配当金をフルでもらえる。

 投資信託で株式を買うと、個別株の株主にはなれないので、株主の権利を得ることはできません。

 配当金は、投資信託でも、投資信託の運用会社がまとめて受け取った配当金を各自に分配するので、ほぼ同じ金額を得られますが、株主優待はもらえないです。

株主優待は株をやっていないと中身を知らない人がほとんどですが、例えば美味しいところでいくと、家電量販店のジョーシン電機は、1株2000円程度の株式を買えば、優待で5000円分のクーポンがもらえたりします。制度が変わらない限り、クーポンは所有を続けていれば毎年もらえます。10年保有すれば2000円の投資で5万円分のクーポンを手に入れることができます。また配当金も30円とかもらえるので、10年で300円程度は配当金ももらえます。さらに、今後2500円とかに値上げすれば売れば500円の利益になります。

以上3点から個別株の凄さが分かるでしょうか。

もちろん投資する会社が少ないと、個別のリスクがついてきます。最悪倒産してしまえば紙屑になりますし、業績悪化や産業の停滞などで株安になるリスクもあります。

しかし、多くの株に分散して投資すれば、そのようなリスクも軽減できます。不況時で全体的に安くなることもありますが、すべての企業が業績悪化することはなかなかありません。不況時でも強い企業はありますし、下がることと上がることを相殺して平均すれば利益が少しずつでも出ることがほとんどです。しかも配当金は、多くの場合減配しても安定的にもらえますので、株価が下がっても売らなければ、損をすることはなく配当金をもらい続けることができます。

株式は家に似ています。持ち家も日々、地価などをチェックして、安くなったから損したとか思わないですよね?もちろん投資的な観点から見れば持ち家も立派な資産ですので、日々自身の家の価値を確認することは重要ですが、もっと重要なのは、その家を利用し、そこから満足を得ることです。

株も持っていると配当金がもらえ、そのお金で生活に潤いができることが一番の目的なのです。

もし家を買った人が、将来高く売るために持っていると言っていたら奇妙なのと一緒です。

次回は具体的にどのように割安銘柄を探せばよいのかお伝えします。

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