資産運用について

収入が増えて、支出が減ってくると、新たな悩みが出てきます。貯金はどうするのが良いのだろうか?

お金が貯まり始めるとあることに驚きます。例えば、1000万円を年利1%の定期預金に預けることができれば、毎年利息が10万円になるんです。結構すごくないですか?1年で10万円が何もしなくてももらえるんですよ。しかも元本割れのリスクはありますが,株式や投資信託に投資したら年利5%だって狙えます。50万円が寝てても入るのですから驚きです。順調に資産を増やし2000万円になれば、毎年100万円増えるわけです。こうなってくると雪だるま式に資産が増えていきますよね。これが金持ちになる仕組みです。

最初貯金が貯まるまでは稼ぐ力や貯める力を養い、コツコツと貯金を増やすといういばらの道がありますが、その苦行を乗り越えると、驚くほどの速さで資産が増えていきます。資産が増えていく様は本当に楽しいです。ここでは資産の運用方法について簡単に説明しておきましょう。今ではYouTubeなどでも投資関係のチャンネルが大盛り上がりなので、分かり切ったことを説明してもつまらないので、重要な部分だけ説明します。長期投資すれば、ほぼ間違いなく資産は増えると言いますが、やはり数年単位で損を抱えるのはすごくつらいです。過去の例から言えるだけで、今後も長期投資が必ずプラスになるかは疑問です。戦争になれば、世界的なウイルスなどのパンデミックが起こればと考えると確証はないです。長期と言っても、お金がいつか必要になります。そのタイミングが暴落の時期と重なると大損します。結局積立を続けて、そのまま使うことなく亡くなる方も本当に多いです。そうなると、積立をした本人からすると、リターン0なわけです。もちろん相続されるのでなくなるわけではないですが、決して相続のために積み立てをしていたわけではないでしょう。

何が言いたいか?物と同じでできるだけ安い時に買って、高く売るのが鉄則なわけです。つまりある程度底値をつけているタイミングを見つけたら、その時点で一気に買うわけです。大体、不況まっただなかで株価が暴落している時は分かるので、そこを狙いましょう。大底は難しいですが、ある程度外さずいけます。景気には必ず波があります。もちろん100%ではありませんが、基本過去の例を見ても、不況になると株価は下がります。不況時は、様々な機関が不況である旨公表しますし、失業率など様々な数値が悪化するので、その渦中にいる時でも現在が不況なのだと認識できます。ただし、不況の底を知ることは困難です。後にならないと分かりません。一番怖いのは、株価が20%下落して、不況に入ったと認識されているときに、これ以上下がらないだろうと予測して、多額の貯金を投資に回したところ、さらに下落が続き、最終的に50%の下落になることもあります。リーマンショックの時はまさにこの例で、最初に暴落した後に、さらなる大暴落がありました。この時ほとんどの人は底を見間違えたでしょう。投資において、儲けを狙うと損をする可能性が非常に高くなります。なので素人に対しては積み立て投資を推奨しているのです。毎月株価がどんな値動きをしようと、同じ金額で買い続ければ長期的に見れば、大きなプラスになるという考え方です。株価は確かに乱高下しますが、時系列でみると徐々に上がっていっているのです。この上昇分は買い続ければ必ず享受できます。どちらで攻めるかは完全に好みですが、今貯金が多くない人は、1日でも早く積立を始めるほうが良いかもしれません。

結局その分長期の上昇のメリットを享受できますから。今貯金があって、できるだけ底値に近い時にまとめて株や投資信託を購入したい人は、相当慎重になる必要があります。まずアドバイスとしては、過去10年間の株価の推移を見て、万が一今後株価が暴落して過去10年のいずれのタイミングよりも株価が下がれば、ほぼ間違いなく買いでしょう。もし購入後にさらなる暴落があったとしても、損はしますが、その以前にコツコツと積み立てていた人たちはもっと大損をしています。株をやる以上、損をするリスクから逃れることはできません。少なくとも、過去10年のどの推移より安く買えているので、暴落後、株価が持ち直したら、大きく上昇する確率が高まるので、今現在のように世界全体が不況に向かっていっている状況の時は、今後暴落する可能性が高いので、しばらく様子を見るのも一つの手だと思います。

また資産運用で大きな可能性を秘めているのは、不動産投資です。郊外や地方に住んでいる人は、中古戸建投資を始めるのがおすすめです。定期的に不動産をチェックしていると、たまに相続や離婚などで売り急いでいる物件が出てきて、相場よりかなり安い価格で購入することができます。例えば、築20年程度の戸建が土地付きで1000万円で売られているとしましょう。これを値引きで900万円で購入し、100万円で諸費用とリフォーム費用を払って、賃貸に出すとします。戸建賃貸はファミリーに需要がありますから、家賃が妥当ならすぐに決まる可能性が高いです。例えば家賃9万円で決まったとすると、年間108万円の家賃収入が入ります。固定資産税と修繕費に18万円かかるとしても、90万円純利益が残ります。修繕をしながら貸し出せば20年はいけるので、20年間で1800万円の収入になります。その後は古屋付の土地として500万円で売却するとしましょう。20年間の利益は2300万円になります。購入にかかった1000万円を差し引くと、1000万円の投資に対して20年間で1300万円のリターンが入ります。年間65万円なので、年利6.5%の投資になります。かなり手間がかかりますが、株式や投資信託で安定的に年利6.5%を20年間続けることは相当困難です。不動産投資は、このような大きな可能性を秘めているわけです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました