【必見】なぜ株式投資が必要なのか!?

私は旧帝大レベルの大学の大学院で経済学修士を取得しており、経済の知識はあると自負しております。

株価というのは非常に重要な指標であり経済の縮図のような存在であると考えております。

そもそも資本主義社会の源泉は株式会社であり、株式会社の成長の総数が社会の成長に繋がると言っても過言ではありません。

この社会をどのような切り口で見るかによって各自の役割は変わりますが、もし経済という観点で社会を見るなら、人間はみな経済を発展させるための最小単位の存在であり、その人間が何か経済にイノベーションなどの成長を与えるためには、様々な道具やアイデアが必要となります。

個人の能力では限界があるので、何か事業を始めたい人は、お金のある人から出資を受けて、そのお金と引き換えに株式を渡し、そのお金で設備を整え、色々な物を開発していきます。例えばアップルなどの会社も最初は小規模な資金で始めて、マッキントッシュなどのパソコンを作り、IpodやIphoneを作り、社会を変え、経済を発展させました。

金利や為替や物価など、経済には様々な指標がありますが、すべては企業の経済活動の原因や結果となり、企業の活動によりこれらの指標は変動しますし、これらの指標が変動することで企業活動が変化します。

もう一つの重要なプレーヤーとして政府がおりますが、彼らは経済という観点で見ると、失業率などの調整や人材育成などの観点から人的資本の管理をしたり、税金を徴収したり補助金を配分したりすることで、個人や企業活動の抑制や促進を図ったり、様々な法律により企業活動を制御します。また、為替や金利や物価などの企業活動に重大な影響を及ぼす指標をコントロールすることもあります。金利は中央銀行の範疇ですが、政府の一環として見ています。為替介入をするニュースや、電気料金やガソリンなどに補助金を出すことで価格抑制をして、物価上昇を抑える場面もあります。

企業も完全に自由になると、一番強い企業が、他の企業をすべて潰し、独占状態になり、利益を貪り、個人が食い物になり、経済が衰退し、国が消滅する可能性もあります。

そのため政府は企業活動を制御し、経済の舵取りをして、成長を促します。

経済成長の源泉は企業ですが、その成長をコントロールしているのが政府と言っても過言ではありません。

また、株主も成長を促進したり、抑止したりできます。

彼らも、企業活動を静観し、今後成長しそうな企業にお金を出し、今後衰退しそうな企業からお金を回収します。

その過程で企業の株価は乱高下します。

この株価の乱高下により経済は動きます。

政府の操作もある一定レベルまでは有効ですが、個人投資家が企業全般の活動が今後衰退すると判断すれば、一斉に株を売る方向に働きます。これが不況です。

逆に今後景気が良くなり、株価が上がると判断すれば、株価が上がります。これが好景気です。

政府は金利を上げたり、税金や法律を駆使して、景気循環を操作しようとしています。

これらの経済の動きのすべてが株価に出ており、現在の株価というのは、今日までの企業の活動の集大成であり、今後企業が存続する限り続くであろう利益や損失などをすべて加味した数字になっています。

これらの予想は、株を取引きするすべての人間の予想の集大成であり、すべての予想が株価に織り込まれているため、株価という指標自体が経済のすべてだと言っても過言ではありません。

1つ面白い話をします。

過去にロケットを打ち上げた時にロケットが爆発した事件がありました。

この際、4社のいずれかの部品に原因があり、爆発が起こったということが分かりました。

関係者が調査を開始する前から、急に4社のうちの1社の株が暴落しました。

もちろん結果は明白で、その暴落した企業の部品が原因だったようです。

経済を見る時、株価を見るのが一番確実です。

株価は全世界の人間が売り買いすることができ、その力は絶大なので、政府であっても簡単に操作できません。

政府は、為替や金利などの指標を操作して間接的に株価に影響を与えることができますが、

最後に株価を決めるのは個人投資家なのです。

つまり個別株を購入することとは、経済を理解することと同義であり、経済を理解すればするほど、個別株の今後の株価の見通しを予測できる可能性が高くなるため、つまり経済を理解すればするほど株で儲ける可能性は高くなります。

結局株式投資は経済成長の源泉となり、経済成長により個人の生活水準は向上します。

株式投資をする人は、この経済の成長の恩恵を直接受けることができ、経済成長にも貢献できるので、個人レベルでも社会レベルでも株式投資は必須なのです。

多くの人は、株は下がって損することがあるから怖いという人がいますが、企業は潰れない限り、株価がどんなに下がっても、無駄にはなりません。

どのタイミングで買っても、いずれは暴落のタイミングが訪れるもので、例え経済が暴落していても、下がらないどころか上昇する株もありますし、好景気なのに暴落する株もあります。

ようは買うタイミングが重要なんです。但し、早く買えば買うほど、配当金や株主優待を多くもらえるので、安く買えるタイミングが今なら買いです。

次回は、個別株のお得な買い方を説明します。

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