飯田グループの住宅を徹底分析!ローコストの代表格!コスパ最強の最安値を狙え!

飯田グループは一般的になじみがない方が多いかもしれませんが、日本で販売される分譲戸建住宅(いわゆる建売住宅)の30%のシェアを占めている大手企業です。2022年の住宅会社売上ランキングでは、大和ハウス、積水ハウスに続いて3位です。その他トップ10には一条工務店や住友林業、ミサワホームなどのなじみのある会社が並んでおりますが、その中で3位を維持しております。

この会社は俗にパワービルダーと呼ばれ、全国の分譲地にローコストのコスパ最強住宅を多数建築し、販売している会社です。グループの中には一建設やアーネストワンという会社が入っており、これらの個別ブランドのほうがなじみがあるかもしれません。

人気エリアに当たり障りない企画住宅を大量で建築することで、1棟当たりの建築コストを下げ、人気エリアにも関わらず格安の建売を多数販売する会社です。

予算がない、もしくは家にお金をかけたくないが、希望の人気エリアで新築がほしい。最低限の広さや性能があれば家へのこだわりがないという方にとってはピッタリの会社です。

それでは、飯田グループの住宅について紹介していきます。

・飯田グループの住宅の特徴

土地と建物をセットで販売する建売住宅を得意とする会社で、日本一という規模の経済性を最大限に利用して、土地の仕入れから設計、施工、アフターサービスまで一貫して自社で行うようにしており、外部委託する手数料等がかからない仕組みになるので低価格で良質な住宅の提供を可能にしております。

結果

・低価格で良質な住宅を土地付で購入できる。

・建売はすでに完成しているので、見学をしたうえで納得して購入できる。

・購入後すぐに入居できる。

この3点が飯田グループの強みです。

・飯田グループの住宅性能

どんなに安いと言われても、安かろう悪かろうでは誰も買いません。飯田グループの素晴らしいところは、安くても、十分な住宅性能を確保しているところです。家というのは高い買い物にも関わらず、個別性が強く、良し悪しを見極めるのがかなり難しいものとなります。実際、地元工務店で高性能な家を建てたと思っても、実際騙されており、聞いていた性能が満たされていないことや欠陥が多発することは多々あるので、同じ家を年間4万近く建築し、性能なども公開している飯田グループは信用できると思います。

出所:https://www.ighd.co.jp/sumai/traits/quality.html

耐震等級3というのは、大手のハウスメーカーでされオプションの例があるくらい、取得していない会社が多いです。飯田グループは標準というのは驚きです。

断熱性能以外は最高等級であり、断熱等級も一般的な建売以上の性能を確保しているので、総合点で見ればローコストの中では断トツの性能と言えるでしょう。しかも断熱性能は、建築後にオプションで内窓をつければ性能が劇的に上がるので、この方法で対策が取れます。

また有償のメンテナンス工事が必要となりますが、最長30年まで保証がつけれます。保証というのはつけるかつけないかが問題ではなく、会社がこのような制度を提供しているかどうかに意味があるのです。つまり、自社の施工に自信のない(欠陥が多い)場合、保証をつければ、絶対に損になるので基本保証制度は用意しません。しかし飯田グループは大々的に30年保証を謳っているので、自社の住宅品質に相当自信があることの証拠となります。

・飯田グループの住宅価格

出所:https://www.iidasangyo.co.jp/order/plan/planhouse/index.html

チラシなどでもっと安い住宅を知ってるという方は要注意です。それは大抵建物価格になっているはずです。家を建てる時は、建物価格以外に上下水道引き込みや電気工事、地盤改良工事、工事自体にかかる費用(仮設トイレな運搬費用など)様々な費用が数百万円上乗せされます。建物価格を安くしている会社は、その分これらの費用を高く設定して、建築総額は他と大差ないようにしているようです。

インスタントカメラを知っている世代ならわかってくれると思いますが、カメラで撮ったフィルムを写真屋に持っていくと、現像代と1枚当たりのプリント代を取られます。お店の看板にはプリント1枚5円と書いてあるお店と10円と書いてあるお店があり、5円の方が安いと思って行くと、差額分だけ現像代が高めに設定されていて、支払総額は結局同じだったなんて経験ありますよね。悪質なところだと、プリント代の値下げ以上に現像代を高く設定して、多めに請求されることもありました。建物価格だけを大きくチラシなどで掲載している会社は、その他の費用を高めに設定して、建築総額が高くなる可能性があるため注意が必要です。

良心的な会社は、施主が最終的に支払う建築価格を提示してくれます。

飯田グループの場合、90平米程度の家は1400万円、100平米程度の家は1500万円程度で建てられるということが分かります。

例えば、ローコストハウスメーカー大手のタマホームでしたら、100平米程度の家で1700万円程度かかります。タマホームの場合は、注文住宅なので、ある程度間取りの変更や仕様を変えたりができるはずです。性能はほぼ同じと考えて良いです。飯田グループのように完全規格住宅で、自由がきかない分コスパ良く建てるか、ある程度自由に設計をできるタマホームなどのローコストの注文住宅に200万円程度多めに払って、より自分好みの家にするか悩みどころですね。もちろん完全な注文ではないのですので、ある程度間取りなどは決まったうえで、トイレのグレードや壁紙の色などの細かい点を変更するようなものになると思いますが。

・具体的な家の中身を紹介

結局どんなに性能良くても、どんなに安くても住みやすく気に入った家がいいですよね。最後に飯田グループの家の仕様を紹介します。実際に見学に行くのが一番良いですが、凡その雰囲気をつかんでいただければと思います。

出所:https://www.arnest1.co.jp/garden/spec/?spec=%e4%bb%95%e6%a7%98%e4%be%8b3

普通に良い感じですよね。賃貸暮らしの方からすれば、グレードの高さに驚くと思います。正直高性能な賃貸より飯田グループの家のほうが断然高性能だと思います。賃貸と購入では、性能の次元が変わってきます。

水回りもハウスメーカーに負けないくらいのメーカー品を設置しておりますし、必要なものはほぼすべてそろっています。居室の照明やカーテンレールなどはオプションのようですので、買い足す必要がありますが、今時はネットで好きなものを買えるので、そんなに費用はかからないです。基本設置はサービスしてくれる例が多いです。

結論

飯田グループは安くて良質な家を建てているということでコスパ最強なことが分かりました。また人気エリアの土地に超コスパ良い家を建てて建売販売しておりますので、希望エリアで建売を見つけ、気に入れば買いでしょう。

実は人気エリアというのは個人で土地を見つけて買うのが非常に困難なんです。飯田グループのような大手は、人気エリアに土地が出ればすぐに買い占めてしまいます。但し、まとめて買うので個人で買うよりも土地を安く手に入れているのですね。結局個人で土地を買っても、家にこだわりがなければ、飯田グループの建売を買った方が、総額は安くできます。

住宅購入は完全に2極化しており、こだわりの家を土地から購入して高くても建てる層と飯田グループのような建売を安く買う層です。

これは完全に予算と好みの問題になりますが、どっちも正解だと思います。もし、あなたが安く買う層の方なら飯田グループのことを理解しておくべきです。

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