出所:https://www.ichijo.co.jp/philosophy/standard/
めちゃくちゃ高断熱なお風呂ですよね。皆様、このお風呂に使われている真空断熱材ってご存じですか。たった12ミリの厚さで215ミリの厚さのグラスウールと同等の断熱性能を持っています。20倍近い性能ですね。主に冷蔵庫や水筒などに使われています。確かに水筒に入れたお茶は何時間経っても温かいままですもんね。これでお風呂が冷めない理由が分かりました。まるで水筒に入れたお水のように一晩たってもお風呂は温かいままです。
では実際のお風呂で検証してみましょう。
以下写真は午後10時頃入力後、2時間経った深夜0時の状態です。
入浴後は蓋をして熱を逃がさないようにしておりました。
さすが真空断熱材を用いた高断熱な蓋です。持ち手以外から熱がほぼ出ていません。完全に内側に熱を閉じ込めています。
実際に蓋を開けて内部の温度を測定したところ、40.3度ありました。2時間前の入浴時に41度の設定温度で給湯しましたので、ほぼ温度は低下していないようです。触れた時の温度もほぼ変わらないから驚きました。一般のお風呂だと、2時間も放置すれば、追い炊き確定だと思います。
そして7時間後の翌朝午前7時の状況です。
蓋の表面温度は変化なしです。やはり中の熱をほとんど伝えていない模様。この蓋だけでもほしいです。メルカリなどで出回っているようなので、一条工務店以外の方でも入手するチャンスがあるかもしれません。
そうは言ってもやはり温度低下は免れないですね。2~3度程度低下しています。って、真冬でたった2~3度の低下というのが驚きです。外気温は3度程度でしたので、一般家庭のお風呂ならもはや冷水になってますよね。正直、追い炊きしなくてもギリギリ入れます。もちろん追い炊きしても数度上げるくらいなら給湯代はほとんどかかりません。超絶お得です。
しかしながら、一般家庭にこのお風呂を入れたら本当に同じことが実現できるのか?お風呂だけリフォームなら安く抑えられますよね。しかしながら、どうも状況が違います。蓋の表面温度が27度くらいあることからも浴室が暖かいんですね。一般家庭なら真冬の浴室なんて10度下回りますよね。
そうなんです。一条工務店は浴室も含め全館床暖房が完備されていてお風呂もポカポカなんですよ。室温が24度くらいありました。
出所:https://www.ichijo.co.jp/philosophy/standard/
このように床が暖かくなっています。
実際サーモカメラで確認しても床に床暖房の温水配管が通っているのが良く分かります。
やはり高断熱浴槽と床暖房の合わせ技でこのような暖かいお風呂を実現しているのですね。
一条工務店で悩まれている方は、是非参考にしていただければと思います。
一条工務店以外をご検討中の方、既存住宅にお住まいの方もお風呂リフォームの際は、是非高断熱を意識してみると快適なお風呂が手に入ると思います。
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