格闘技はすべての悩みを解決する特効薬です。

最近は筋トレブームで,本当に色々な方が筋トレに勤しんでおられますが,中には強くなるために筋肉をつけている方もおられます。
私もひたすら強くなりたい、見た目を強そうに見せてなめられないようにしたいという思いで長年筋トレをしてきました。あんまりかっこいい理由じゃないので、人前で堂々と言えるような理由ではないですが、このような理由で筋トレしている人って実はかなり多いんじゃないでしょうか。
しかし、筋肉がついても、見た目が強そうになっても、本人が満足いくかというと違うと思います。どんなに鍛えても、やはりだれかに襲われたりしたら、萎縮してしまうでしょうし、子供や大切な人をいざという時に守れる強さは、筋トレだけでは到底身につくものではないです。
強くなりたい一心で筋トレに励むと、筋肉がついているうちはいいのですが、2~3年すると必ず成長は停滞します。
そこから先は、筋肉量は変わらず惰性で筋トレを続けるか、やめる方が大半です。
むしろ2年続ければたいしたものだと思いますが。
なので強くなりたい方はできるだけ早いタイミングで格闘技を併用していくべきです。
格闘技って危険なのではないか?とかなんとなく怖いとか思っている方も多いと思いますが、そんな弱気では到底強くはなれません。実践は格闘技よりはるかに危険で怖いものです。
いざというときに大切な人を守れる強さ、理不尽な恫喝にも屈することのない強靭な肉体と精神を手に入れるには格闘技は必須科目です。
では、何を始めれば良いでしょうか。
これは完全に好みと体質です。
絶対に向き不向きはありますが、好きでないと続けることはできません。
しかし万人にお勧めなのは柔道を始めることです。
なぜって?
初心者にとって安全かつ総合的に強くすることができるからです。
え!?でも柔道って打撃がなくない?
俺はパンチで相手を倒したいぜ!
などと考えている人にとっても柔道は役立ちます。
柔道では組手という動作があります。
互いに向き合って、互いの袖や襟を掴みあう動作です。
相手を投げるためには、相手は捉えて、素早く掴んで瞬時に投げる必要があります。
この間合いの取り方は、相手にパンチをぶつけることに似ています。
柔道では蹴りはないですが、素早く足を出し、相手にひっかけるので、打撃に近い
動きが求められます。
そして投げはもちろん、寝技において固め技、締め技、関節技を覚えることができます。
格闘技のいろはをまとめて安全に効率よく習得できます。
さらに、近くの体育館などで格安の教室があるので敷居が低く、プロの指導者も多数おります。
用意するものも柔道着だけなので安く始められます。
柔道をある程度やった後で、打撃のキックボクシングなどを始めれば良いです。
筋トレばかりやってると俺最強の独りよがりに陥りますが、柔道などで強い人と戦うといかに自分が弱いかが良く分かります。
格闘技は始める時が一番勇気がいりますが、始めてしまえば、格闘技なしの人生なんて考えられなくなります。



コメント

タイトルとURLをコピーしました