筋トレやるなら小指を鍛えろ!

筋トレ初心者は、まず胸や腕や肩が大きくなることに憧れを抱く。そして慣れてくると背中や足の大きな筋肉を発達させることで体全体が大きくなることに魅力を感じ、筋トレにはまっていく。その後は、大円筋や大腰筋などのマニアックな筋肉を部位毎に鍛えていくようになる。中級者になると、このように部位別に種目などを意識するようになる。グリップなども縦に持つか、横に持つかで鍛えられる筋肉は異なる。懸垂など、腕の開き具合や角度を微妙に変えるだけで全く違った背中の部位に刺激が入るので奥が深い。中級者の上位になると、懸垂だけで、背中だけでなく腕や肩、腹筋などの上半身をほとんど鍛えることができる。さらに上に行こうとすると、多くの人がつまずく。上級者になれるのはほんの一握りだ。この辺で筋肉の成長が止まる人が多い。ではどうすれば良いか。ずばり小指を鍛えるのだ。以下に紹介するが、この器具で指を鍛えると良い。

小指を鍛えるとあることに気付く。普段めちゃくちゃ筋トレ頑張っていて一般人より明らかにマッチョなのに、小指の力は完全に素人であることを。意識して鍛えないと小指は強くならない。普段の筋トレの感覚と全く違う疲労感が小指を襲うはずだ。正直、そんなにつらくないのだが、地味に痛いし、うまく力が出せなくて歯がゆい気持ちになる。小指を意識することで、見た目にも影響がない体の中の小さな筋肉に目が行くようになる。実は、重量を上げられない原因の1つに小さな筋肉が弱いことがある。小指もダンベルなどを持つ時に、重要な役割を担っているが、弱いと他の指が補っている。このような弱い筋肉は大きな負荷が加わると壊れてしまう。そこで体がセーブして重りを上げられないわけだ。本当は小指が強ければ、ベンチプレスが120キロ上げられるのに、110キロで停滞することもある。実際、小指の力がつくと、ダンベルやバーベルを持ち上げるのが楽になる。手首や首などの小指に比べれば比較的大きい筋肉も、意外と筋トレ好きは鍛えていない。このような部位は生活するうえでも、筋トレするうえでも非常に重要なのに、なぜか鍛えない人が多い。結果、スランプに陥るのだ。よくYouTubeなどで格闘家が筋トレをしているシーンがあるがベンチプレス100キロをいきなり持ち上げたりする。彼らは、筋肉は大きくないのに、非常にパワフルだ。なぜかは明白で、小さな筋肉が非常に強いからだ。柔道家などは、小指や手首、首などの筋肉を特に良く使う。相手の道着を掴むのは、中指、薬指、小指だ。そして手首の力で相手を捻る。首が弱いと頭を打って死んでしまう。そう実戦ほど、小さな筋肉が致命傷に繋がる。首以外のすべての部位が1000の力に耐えられるとしても首が100の力しか耐えることができなければ、110の力が加わった時に死ぬ。しかし格闘家は、すべての部位を鍛えており、どこも最低でも200の力に耐えられるようにしている。マックスは600ほどかもしれないが、110の力には難なく耐えることができる。実際の生活、実戦においてどちらが強いか答えは明白だろう。

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