格闘技の神髄!強くなれ!

この域に達するまでに10年はかかりました。強くなりたい一心で、筋トレに励んだり、柔道したりキックボクシングしたり、色々な総合格闘技の動画を見たり、スパーリングしたりと頑張ってきましたが、いまいち強くなった実感がなかったです。しかし、あることに気付いてから一気に上達しました。それは、立体的な動きを身につけることです。ん!?どうゆうこと?ってなりますよね。例えばキックボクシングで説明しましょう。素人だと、相手にパンチをあてるならジャブでもストレートでもまっすぐ相手に向けていきます。フックもアッパーもとにかくフォームを気にして、まっすぐ相手に打ちます。はっきり言います。プロ相手ならば絶対に当たりませんし、すぐに反撃されて打たれます。なぜなら、相手の体は常に360度動いていますし、少しでも的が動けば、インパクトポイントがずれて、たとえ当たってもダメージは与えられません。逆に素人は打つことに必死で、止まっているので、相手にとっては格好の的になります。そうなんです。最大の防御は相手の攻撃を受けることではなく、360度常に動き回ることなのです。その動きの中でリズムに乗って、攻撃を入れていきます。例えば、右手でジャブを打つとしましょう。多少なりとも体の軸が左に傾きます。その体制だと、例えば左フックや左アッパーが打てます。その時点で相手の動きを見て、当たりそうならば、左フックを打ちます。そうすると、今度は大きく右に体が傾きます。そこから右アッパーをかます体制になっています。このように常に体の軸の動きを意識し、ステップで調整しながら、その時々の体制で最も効果的な攻撃や防御を瞬時に判断して、動いていくことで飛躍的に強くなります。動く都度、顔も動かし、常に的をずらしてください。そしていつでも相手の攻撃を避けること、受けることを想定してください。例えば右ストレートが飛んでくれば、左手でパンチを出しながら、その手を外側に払って右ステップで相手の左側に入りながら右フックをかませば、当たりやすいです。実は、攻撃をもらう時って大抵攻撃をした後なんです。基本攻撃をする時って体が前傾しますので、かなり不利な体勢になるんですよ。体の軸が真っすぐな時は、簡単に後退できるので、攻撃を避けやすいですが、前傾していると、後ろに避けることは困難で、左右の動きも攻撃直後はできないので、隙ができるんです。なので、素人相手だと、相手が攻撃をしてきたときに、その攻撃を防いだ瞬間が最もチャンスです。言ってしまえば、大抵パンチをいきなりしてくるか、胸ぐら掴んでくるのが大抵でしょうから、パンチが飛んできたら、後退して避けるか、内側からパンチを入れて外側にはじいてください。その後は、前傾して隙だらけの相手がいるので、ストレート入れるなりフックやアッパー入れるなり、ミドルキック入れるなり自由です。とにかく、フットワークが一番重要で、360度の動きを意識して、自分の軸が前後ろ、右左のどこにあるかを常に意識して、攻防を繰り広げてください。それを意識するだけでかなり強くなれます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました