病気になりたくない!健康で長生きしたい!できるだけお金はかけたくない!美味しいもの食べたい!すべてをぶち壊すものがあります。加熱したサラダ油などの悪い油です。マーガリンやショートニングなども最悪です。最近はメーカーも気づいているのか、「植物油脂」と記載されています。残念ですが、スーパーに売ってある油を使った製品の9割以上は、この悪い油を含んでいます。悪い油は、安く、長持ちして、美味しく、見た目も綺麗に仕上がります。メーカー側としては、最高の商品ですが、消費者としては安い以外に一切メリットがないです。
ここで簡単に悪い油を取った時のデメリットを挙げてみます。まず人間の細胞(内臓や脳も含む)のすべては油の膜で覆われています。また、体が働くためにはホルモンが使われますが、これにも油は使われます。細胞も時間が経つと老化し、新しい細胞に変わろうとしますが、その時に悪い油しかないと、悪い油で細胞が作られ機能不全を起こします。細胞がしっかり機能できないと生命活動に支障をきたします。疲れやすい体、病気になりやすい、やる気が出ない、力が出ない、節々や脳に痛みがある。そして慢性化すると内臓の病気やガンなどを誘発します。もう取り返しがつきません。では、どうしたら良いか!?悪い油をやめて良い油を摂取してください。良い油とは、代表はオリーブオイルや亜麻仁油、えごま油、魚の油などです。
そもそもなぜ酸化した油は健康に良くないのでしょうか。というより、酸化って何っていうところから始めましょう。
そもそも酸素って食べ物に悪さをするんです。酸素に触れると、食べ物は酸素と結合し、別の物質に変化するんです。中学校の理科で、鉄が酸素に触れると酸化鉄になり、見た目も性質も変化することを学んだと思います。食べ物も同様に酸素に触れることで、別の食べ物になるのです。世間では傷むといいます。最も傷みやすい食品の一つに生魚があります。お寿司は鮮度が命といいますが、あれは、魚の油がすぐに酸化する性質があり、酸化すると油の色が変色し、強烈な悪臭を放つようになるのです。お寿司もできたては、淡い綺麗な色をして無臭ですが、時間が経つと、少し茶色っぽくなり臭くなりますよね。家にある油もすべて同じような現象が起こります。例えば、サラダ油で揚げ物をすると、油は見事な茶色になると思います。あれは、油が完全に酸化して過酸化脂質という物質に変化しているのです。魚の油のようにこの状態は油が腐っていると思ってもらったらいいです。腐った油を摂取するとどうなるんでしょう。お腹を壊す可能性もありますし、何より肝臓に負担がかかります。肝臓の最大の働きは解毒作用です。薬やアルコールを飲んでも肝臓に負担がかかります。過酸化脂質も体によって猛毒で、肝臓が無害な物質に分解しなければなりません。揚げ物を沢山食べると、胃もたれしたり、頭痛がしたりするのはそのためです。私は、昔レトルトカレーを食べると決まって胃もたれしていましたが,良い油を使ったカレーに切り替えたところ胃もたれは一切なくなりました。
コツとしては、レトルトカレーを買うときに、原材料と見て、植物油脂と書いてあるものは買わないでください。牛脂とか豚脂のみ記載してあるものにしてください。結構高額なものしかないですが、本来カレーは高いものなんです。安いカレー(100円以下)はもはやカレーもどきです。植物油脂といったただ同然の油を大量に使って、さらに化学調味料で、カレーっぽい味にしているだけです。騙されないください。
ではなぜオリーブオイルを勧めるのか?オリーブオイルって加熱してもほとんど酸化しないんですよ。揚げ物に使ったらよく分かります。終わった後に油を確認しても一切変色してないですから。驚きますよ。とは言え、オリーブオイルも一切酸化しないわけではないです。酸素と光に弱く、これらに長時間当たると酸化します。ではどうすれば良いか?遮光性の高いビン入りのものを選んでください。良くスーパーに売っているペットボトルの非遮光のものは最悪です。サラダ油よりはだいぶマシですが、やはり品質はかなり落ちます。
本当に体のことを思うのなら、以下の商品のようにしっかり油が守られているものを選んでください。
健康は油から!
健康が気になる方は、まずは油から変えてみてください。
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