住宅購入バイブル②



さて、購入と決まれば、早速住宅展示場に行きました。ローコストで有名なタマホー〇へ行きました。商品券5000円目当てもありました。すぐに見積を作ってくれました。土地1000万円、建物2000万円の計3000万円です。よくあるローコストの家です。こだわりはほぼありません。最低限度の仕様で、50年は安心して住めるとのことです。色々と調べたのですが、地元の工務店でも注文でローコスト建てると、建物総額2000万円が相場のようです。しかし、同じ家を建売で買うと500万円程度やすくなり、1500万円くらいになります。これを聞いて拘りのない私は建売一択になりました。そして希望エリアで建売を探すと、結構な頻度で売り出していて、すぐに売り切れます。みんな考えることが一緒なんですね。大体所得層で分かれて、お金に余裕がある人は、積〇ハウスなどの高級住宅メーカーに行き、私のように余裕がない人は、ローコストにいきます。

この時点で私は、見た目一緒なのに、高級な家はただのブランド好きの贅沢物だと思っていました。別にこだわりないし、同じ家ならローコストの建売で充分と思っていたのです。そして私は希望エリアで1年ほど建売の動向を探っていました。そうするとある発見をしたのです。売れ残った建売は、数百万規模で値下げするんです。全く同じ家が3つ並んでいて、販売当初はすべて2800万円程度でした。だいたい1棟はすぐ売れます。多分2800万円で買うんでしょう。しばらくすると、少し値下げして2700万円になります。ここで全部売れることが多いですが、まれに1棟残ります。そして最後投げ売りで2500万円になったりします。こうなるとほぼ100%すぐに売れます。掴んだ人はラッキーです。でもこれでも、新築って売り手に利益があるんです。ここで私は気づきました。もしかして新築ってどうやっても損するのではないかと。恐る恐る中古市場に目を向けると驚きの結果が次々に出てきます。なんと新築は10年で価値が半減、20年で価値はほぼ0円とのことです。そうなんです。中古で同じような物件を調べると、築5年で、2000万円で売り出していたり、築15年で1600万円で売り出していたり、築20年で1300万円だったりと、とにかく安いんです。どれも結構綺麗なんですよ。築5年ならリフォーム0円でいけますし、築15年でも全然綺麗です。少しクロスや床に傷がありますが、全然補修なしで暮らせますし、気になるなら、数十万で綺麗にできます。もっと古くなると、ほぼ土地代でいける物件も多いです。続いて、中古探しに傾倒することになります。



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