いやあ、私ほんと細かったんですよ。高校の頃から痩せているのが嫌で,ほどんどの人に細いねって言われるけど,ほんと気にしてる私にしてみたらけなし言葉ですよ。まあ身長180で体重58くらいだったんで,かなり痩せてますよね。高校の頃は全く知識なかったんで,食事めちゃくちゃで,10キロのダンベル一日5分くらいフォームめちゃくちゃで振り回して,腕立て,腹筋、背筋,50回ずつとかやってましたが,全く筋肉つかなかったですし,体重増えなかったです。でも筋力だけはついたようで,腕相撲は強かったです。
やっぱ細いのがコンプレックスでしたね。大学入ってからもジムに通いましたが,ほんと10年くらいジム通っても全然体形変わらなかったですね。体重も62キロ位になりましたが,見た目は細いままです。
20代後半になり,youtubeとかで筋トレ動画が出始め,色々見てると,自分がいかに間違って筋トレをしていたのかが,身に染みてわかりました。以下初心者がほぼ間違いなく間違える点です。
・かっこつけて重たいものをフォームめちゃくちゃで持ち上げて,全く意味がない
・たんぱく質の摂取量・タイミングが全く分かっていない
・たんぱく質以外の栄養素が足りていない
・とにかくカロリー量が足りない
・やった分だけ筋力つくと勘違い。つまり筋トレやりすぎ
・速筋と遅筋の違いが分かっていない
・勉強量が足りない。つまり怪我のリスクや自身の体格(骨格)にあったトレーニングができていない
・睡眠が足りない
・同じ内容のトレーニングやりすぎ
・下半身のトレーニング軽視
思いつくものを列挙しました。まだまだ沢山ありますが,ポイントは2つ
・食事の内容
・トレーニングのやり方
・睡眠の確保
です。
つまり,トレーニングで痛めた筋肉を修復するための栄養をたっぷり摂って,たっぷり睡眠をとる間に,痛めた筋肉をたっぷりの栄養で時間をかけてゆっくり治して大きくさせる(超回復)。
となります。
単純な話です。痛めて,修復して,大きくするを繰り返す。そして,一回ではできません。焦ると怪我をしたり風邪を引いて体がより悪化して,トレーニング前より細くなったり,腰や肩,膝などを痛めて,一生ものの傷になります。
そして,半端になると全く効果がありません。ただの自己満足になります。
あなたが筋トレする動機はなんですか?あまり明確な目的ないと続きません。私は,とにかく,見た目強そうにして,周りから一目置かれる存在になりたかったです。とにかく細いと第一印象でなめられること多いですし,そのような態度に気づいてイライラして人間関係がうまくいかなかったことが多かったです。筋肉ついてからは,そのようなことは減りました。別に威圧したいなどの気持ちは全くありませんが,周りからなめられないだけでも,気持ちよく街を歩けます。
また,とにかく強い男になりたかったです。万が一トラブルに巻き込まれて逃げることのできない状況で,最後に自分と家族を守るのは自分でしかありません。そのような有事に怯える自分がかっこ悪いと思いますし,強そうな相手に委縮する自分が情けないので,強くなりたいと思いました。
正直筋トレだけでは強くなれないので,私もキックボクシングや柔道等の格闘技をやっています。やはり自信につながりますし,すごく生活が充実します。
やはりベースは筋トレです。体にしっかり筋肉ないと格闘技を学ぶのは危険です。キックなどミットで受けても相当な衝撃です。全身の筋肉が足りないと脳や関節や神経に衝撃が伝わり,大きな怪我につながります。柔道も受け身が完璧なら問題ないかもしれないですが,試合では相手も容赦しないので,すごい勢いで投げてきます。万が一受け身が不十分で投げられても,筋肉が全身を守ってくれます。一般人なら腰を痛める場面でも背中の筋肉が十分にあれば怪我はしません。
強くなりたい人、まずは筋トレに専念して体を強く大きくしましょう!
そして好きな格闘技学んで本当の強さを身につけましょう。
この社会、騙されることばかりです。社会のルールや仕組みを学び、考えることが何より重要です。だけど,ルールに従って行動する人間ばかりではないです。時には,手を挙げる人間も一定数います。そのような相手には頭では勝てません。こちらに殺意を抱いて向かってくる人間もいます。その時はあなたの体の強さが求められます。
なので,頭も体も強くしましょう。
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