リフォームの大原則をお伝えします。

1-1-3. リフォーム関係

中古住宅にお住まいの皆様!
本日はリフォームについて重要なテクニックをお伝えします。
分かりやすくこれから中古住宅を購入し、リフォームする方と既に住宅を持っていてリフォームを検討している方に分けます。

中古住宅購入後にリフォームを検討している方

既に他の記事で伝えていますが,以下の内容で中古住宅を探してください。

ほぼ間違いなく、購入時にリフォームを勧められます。
理由は,入居後のリフォームだと、家具などを再度移動したり、業者が長時間室内にいて不便などの理由で、お金もかかるうえに、時間も手間にかかるので、絶対に入居前にすべて終わらせるのが良いといいます。これは、正しい意見であり、実際入居後にリフォームをするのは、日程調整も大変ですし、同じ内容をするなら、家具の移動や入居者に配慮して工事を進めるので、手間がかかる分かならず費用が高くなります。
但し結論を言うと断ってください。購入時の業者がリフォームを進めるのは、その業者が仲介になって
たっぷり手数料を取ったうえで、下請けにお願いするからです。リフォームって実はかなり儲けることができるんですよ。また、購入者は、まだ住んでいない家なので、どこにリフォームが必要か分かりません。そして高額な買い物の後なので数万円の違いが微々たるものに思えて、ぼったくりにあいます。
例えばトイレのリフォームを例に出します。
実はトイレ自体が壊れることって結構めずらしくて30年位使えることが普通です。
但し業者は、水回りは、中古は気持ちよくないので、入居前に交換することを強く勧めます。
例えば定価20万円のトイレに対し、設置費用が10万円かかるところ、中古物件を購入した方限定で20万円ポッキリでやりますって言われたらどうします?またサービスで床のクッションフロアも新品に変えますって言われたら即答でお願いしませんか?
というより、多分ほとんどの方がトイレを購入した経験がないから相場が分からないですよね。
そうなんです。最大の問題は、家を買った業者にリフォームをお願いすると相見積もりができないんです。実は、性能にもよりますが、工賃込みで20万円はすごく高いです。
地域にもよりますが、トイレのリフォームの最安値はクッションフロア・工賃込みで10万円位でできます。相見積もり取れば、最安値がすぐに分かります。これだけで10万円損します。
さらに、壁紙や床やキッチンやお風呂なども加えていけば、最安値と比べ数百万の差になります。そこに業者の高い手数料が入るわけですから、違いは一目瞭然です。
では入居後のリフォームはどうすれば良いか?

既に住宅を持っていてリフォームを検討している方

まずは住みながら、壊れた箇所、古くなった箇所などを個別でリフォームしてください。間違っても業者を呼んで、リフォームが必要と思われる場所を丸投げしないでください。
リフォームの基本は1か所ずつ検討し、その箇所毎に相見積もりを取ることです。業者が違っていても良いです。
また、最も大切なことですが、火災保険が使えないか必ず検討してください
ここで私の経験を話します。
換気扇の掃除をしているとき、誤って転倒しかけてガスコンロの上に足を置き、トップのガラスにひびが入りました。
当初は買い替えを検討していましたが、ふと火災保険があることを思い出し、保険会社に電話しました。後日鑑定人と呼ばれるからが家に来て、状況を確認され、結果的に95%位の費用が保険から出ました。これは、火災保険の家財保険が適用された例です。別に何も悪いことではなく、不測の事態で防ぎようのない事故による破損は保険が出る可能性があります。
出るかどうかは分からないですが、家のものが壊れた時に、故意に痛めた可能性がある場合は保険会社にまず連絡し、保険が出ないか聞いてください。
保険が出ない場合は、自腹で最安値で直しましょう。
細かい手順は別で書きます。

まとめ

本日の重要ポイントは以下の3点です。

・リフォームは購入と同時にやらない

・リフォームは、1か所ずつ調べ、それぞれで相見積もりをとる

・リフォームを検討したら、まずは火災保険の家財保険が使えないか保険会社に確認する。

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