英語が話せるようになったきっかけ!?もしくは発想の転換!?

人生においてあらゆることに当てはまる法則だと思っておりますが、何かが爆発的に成長する瞬間が必ずあります。

それが、英語学習においても言えます。

私は、これまで学校の勉強、英語の勉強、筋トレ、格闘技、そして英会話において経験しております。英会話以外の成長の瞬間エピソードについては、別の機会に是非紹介したいと思っておりますが、今回は英会話について説明します。

私は、数年前にTOEIC900を超えて、すぐに英会話も話せるようになると思い、英会話の勉強を続けましたが、全く話せるようになりませんでした。

時間をかけて取り組んだ結果、成果が出ないと人間は一気にやる気がなくなります。

私は英会話の才能がないと思い、諦めかけていました。しかし、なんか悔しかったので、めげずに勉強を続けました。しかし何年経っても成長が見られず、完全に挫折しそうになっておりました。

もしかしたら他の多くの方も同じ経験をしているのではないかと思いますが、英会話を学問的に勉強していたのです。

まるで受験英語のように、文法的に完璧な、できるだけ難しい英単語や文法を駆使して、頭で考えながら、言いたい日本語を完璧に英訳して話そうとしていたのです。

この勉強法だと、言いたいことを一生懸命英訳することに時間をかけますが、この英訳した文章は、日本語から無理やり作った英語なので、不自然な英語ですし、このような例文を暗記したところで咄嗟に出てこないのですね。しかも、英会話はスピードを求められるので、言いたいことを単語から調べて、文法に当てはめるような作業に慣れていると、いざ会話した時に全く口が動かないことになります。矛盾しているようですが、このような勉強を続ければ続けるほど、簡単な英語でさえもすぐに口から出なくなります。

でも私はあることに気付いたのです。アメリカでは、全く勉強したことがないと思われるくらい勉強とは無縁で生活している方も英語を話します。

日本人も同じですが、幼稚園児でさえ、結構高度な日本語を話します。簡単な会話ならほぼ100%理解するでしょう。

幼稚園児がどんな風に日本語を学んだのか、改めて考えてみると、非常にシンプルです。

大人が使うフレーズをひたすら暗記して、使う場面も真似して、完全に真似をして覚えています。

例えば「今日はお散歩日和だね」というセリフがあった時、子供はこのフレーズを使いますが、日和の意味は多分分からないです。ただ、晴れた日に大人が使っているのを聞いて、真似しているだけです。正直意味さえ分かってないかもしてませんが、フレーズで覚えています。

実は、日本人は大人でさえ、ある限られた日本語のフレーズをみなさんが多用しています。時間をかけて、考えて複雑なことを言いますが、ほとんどの会話は頭を使わずに、反射的に発言していることが多いです。

以下の例を出しましょう。

「昨日のテレビ見た?」

「見たよ」

「あのドラマ面白かったよね」

「結末が意外だったよね」

「まさか主人公が犯人だったなんて」

「まだまだ続きが見たいのに、最終回だなんて残念だよね」

みたいな会話が起こった時、互いにある程度、次に相手が言うことを

予測して、自分が話すこともあまり考えていないと思います。

要は、社交辞令的な会話でするくらい内容の薄い会話です。

これらの会話のフレーズは、他の人も使いまわしているフレーズ

ばかりで、普段誰かが言ったフレーズをそのまま塊で暗記して、話しています。

このようなフレーズが沢山暗記されていると、会話の中で、そのストックから

取り出して話すだけで良いです。たまに単語を一部変えたりして応用するだけです。

例えば、どのような音楽が好きですか?をWhat kind of music do you like?を覚えて

いれば、相手にどのような動物が好きですか?と聞きたいときにWhat kind of animals do you like?とすぐに出てきます。後は動物=animalを知っておけば良いのです。

このフレーズは考えることなく出てくるので、スムーズに会話が進みます。さらに、ネイティブも使う表現なので、伝わりやすいです。

要は、何も考えず、とにかく沢山の英文を暗記していけば良いのです。

そして、沢山の日常会話レベルの海外のドラマを見たり、オンライン英会話をやれば

良いです。英文の暗記量が増えれば増えるほど、英会話において自然にフレーズが出てくるのが分かると思います。この瞬間初めて英会話ができると実感するはずです。

これが英会話ができると思う瞬間です。

多分かなりフレーズをストックした段階である日突然自分でも驚くくらいに英語が出てきます。ここからは面白いくらいにフレーズが増えていき、楽しく英会話ができるようになります。実は日常会話で使うフレーズって少ないんですよ。そして、これらを単語や熟語、文法から覚えるのではなく、フレーズでまとめて覚えていきます。

そして、その暗記したフレーズから逆に単語や熟語の意味を理解していくのです。

日本語もそうですよね。単語を覚えてから例文を覚えるのではなく、ある例文やフレーズを見た時に、その中に知らない単語があったら調べますよね。逆なんですよ。英語においても単語から覚えることは非効率です。まずフレーズを暗記して、その後で、意味が不明瞭な単語を調べるのです。

この勉強で英会話は確実にできるようになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました